急性妊娠脂肪肝治療レポ③
大学病院に搬送される
夫が病院に到着。私はこの辺りから記憶が曖昧なのだが、意識朦朧、旦那の方を見ているのに目が全く合わなかったらしい。
診察の結果
どうやら「急性妊娠脂肪肝」だったらしい。
聞いた事なんかないし、肝臓の数値が悪いなんて言われたこともない。
お酒は好きだけど、肝臓を壊すような馬鹿な飲み方はしていないはず。
全く身に覚えが無さすぎる。
急性妊娠脂肪肝
・1/7000-2000の確率で主に妊娠後期に発症する非常に稀な病気
・多胎妊娠、痩せ型の妊婦、どちらかと言うと男の子を妊娠している妊婦で多く発症
・出産前に発症するが、出産前に診断されることは少ない
・初期症状は悪心または嘔吐、腹痛(特にみぞおち)、食欲不振など
この病気の怖いところは今まで何も問題なく妊娠後期を迎えた妊婦でも発症するということ。
最初の治療
※医療の知識皆無なので、間違っているところあるかも
胃酸が過剰分泌されて、胃が圧迫されているとのことで鼻から胃までチューブを通し、胃酸の除去をする。
外に出ているチューブの先はジップロックのような袋に入れられ、胃の内容物が自動的に流れてくるらしい。
これが全部綺麗になるまでは絶食。これが一番キツかった。
さらに尿道カテーテルまで入れられてしまい、両腕に点滴が入って、身体中チューブまみれ。
入院期間は2週間から1ヶ月。
もう精神的に限界。