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部落差別の問題〜奈良移住して思うこと

関西に来て驚いたことは、未だに部落差別の問題があるということです。
関東に住んでいた頃、身近で部落がどうのこうのと会話をする人に出会ったことが、一度もありませんでした。
そんな話をしたら逆にこの人大丈夫か?って目で見られると思いました。
首都圏は色んな出身の人が住んでいて、誰でもウェルカムな空気です。なのでこの現代で、いまだにそんな問題が身近にあることに驚きました。自分が無知なのかもしれませんが。
その差別の元となる身分制度って、江戸時代とかですよ。

奈良県のウェブサイトによると、
こんな事が書いてあります。

たとえば、奈良県内にかぎって見た場合でも、ほとんどの被差別部落は、戦国時代までには現在地周辺に集落形成をしていたことが確かめられていますし、いくつかの被差別部落については、その集落形成の時期を鎌倉~室町時代にまで確実に遡及できるのです。
引用 奈良県

鎌倉~室町時代、つまり700年くらい前からですから相当な歴史です。

奈良県宇陀市のウェブサイトでは、こんな記載もあります。

先日、市役所に「〇〇って差別されている地域ですか?」というような、同和地区の問い合わせと思われる電話がありました。県内においても、このような問い合わせが毎年おこっています。また、近年は、インターネットを使った部落差別に関わる書き込みも頻発しています。
〈中略〉
現在もなお部落差別が存在するとともに、部落差別は許されないものであるとの認識の下、私たちみんなが、自分の問題として考え行動し、部落差別のない社会をめざしましょう。
引用 宇陀市ウェブサイト
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また、奈良市には同和問題関係資料センターという機関や、部落解放同盟奈良県連合会という団体があります。

部落差別の歴史を遡ると、同和地区への優遇や、行政による特別扱いに絡む問題も根深そうです。
でも、こうゆう問題は、差別やめましょうと言えば、逆にそれが差別を目立たせてしまう気もします。

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