【ICL手術の記録①】きっかけ
こんにちは👶たすくです。
この度、ICL(Implantable Contact Lens)という眼の中にコンタクトレンズを埋め込む手術をやってきました。(響きだけ聞くとめっちゃ怖いww)
小学生の頃から近視があり、メガネ・コンタクトでずっと生活していた私にとって、この経験は人生が変わるような素敵な経験であったため、noteに書き留めておくことを決意しました。
※小学校の時のあだ名はのび太君かポッター君でした。
結果としてはICL手術をやって、とても満足していますし、もっと早くやっておけば良かったと若干の後悔すらしています。
なのでこの記事がICL手術を検討している人の一助になればと思い、少し長くなりますが是非ご一読頂けと幸いです。
まずは、なぜICL手術をやろうと思ったのか、そのきっかけについて書こうと思います。
元々面倒くさがりの私はメガネはもちろんのこと、コンタクトレンズも嫌いで、いつかレーシック手術をやろうと高校生くらいの時からずっと思っていました。
寝る前にコンタクトを外し忘れて朝には目がパリッパリになることもしばしば…
しかし、当時のレーシック手術は高額だったことに加え、ある程度のリスクがあると言われており、暫くは様子見かなと思っていました。
そのうち段々と近視は進んでおり、適応度数である-6.00を下回ってしまったためにそもそもレーシックの適応外となってしまいました。
重度の近視でも手術可能なICLの存在は知っていましたが、眼内にコンタクトを入れるという、その響きだけで足が遠のいてしまい、現政権ばりの検討に検討を重ねて検討を加速させる日々を過ごしていました。
転機が訪れたのは昨年に行った日本酒会でのこと。後輩が変なメガネをつけて日本酒会に参加してきました。
たすく「何そのメガネきっもww」
まさか私がこの保護メガネをつける日が来るとは。。。
さて、前置きが長くなりましたが、本題の「手術を行うことにした意思決定」において重要な3つのポイントがありますのでここで記載します。
ICL手術決断に至るポイント3つ
①コンタクト代とのコスト比較
②災害時、旅行時における利便性と安全性
③手術のリスクの程度
まず、①については非常にシンプルですが、これは今後コンタクトレンズで生活した場合とICLを行った場合での掛かるコストの比較です。私は普段、目の保護を考え割と質の高い1Dayコンタクトを使っていたため、月5000円程度かかっていました。
これを年間で計算すると、6万円。ICLの手術代が約50万円なので、8年4ヶ月で逆転します。
一般的にICLレンズの寿命はないと言われており、もし考慮するとしたら白内障を発症しやすい65歳までというのが一つ基準になってくるかと思います。
(白内障の手術のために一時的にレンズを外さないといけないらしいです。)
これに加え、毎朝・毎晩のコンタクトの付け外しを考えると、明らかにICLのメリットがあると考えました。
2つめの理由は、②災害や旅行時における利便性や安全性についてです。
災害時、特に首都直下地震が突然起きて避難生活を余儀なくされたとき、コンタクトを必要日数分もって逃げることが可能かと思いますか?
私にはその自信はありませんでした。
そう考えると、視力が低いまま避難生活を続けることは苦痛であるだけでなく、大きなリスクでもあると考えました。
当然、その状態だと大切な人を守ることもできません。
旅行に関しても同様に、特に海外旅行では常に清潔な環境とは限らず、長距離の飛行機移動や時にはバスにも乗ったりするのでコンタクトレンズの煩わしさを感じていました。
それがなくなった今、早く旅行に行きたい気持ちでいっぱいです!
ハイエース車中泊でも快適に過ごせそうなので、暖かくなったら行ってきま~す。
少し脱線しましたが、
3つめは一番重要であり、一番悩んだ点である、③手術のリスクについてです。
ICLは比較的リスクが少ないとは言われていますが、手術である以上リスクは0ではありません。
めちゃくちゃ必死に調べたところ、
・病院選びめっちゃ大事!
・術後の感染症要注意!
・ハローグレア(術後の症状)をどこまで許容できるか。
※ハローグレア:術後に光を見ると周囲に輪っかが見える現象。
という結果に至りました。
逆説的に言えば、病院選びと術後の過ごし方さえ注意すれば、ある程度リスクは抑えられるとも言えます。
このままコンタクトで過ごす選択肢のリスクとメリット、色々な想いが頭を駆け巡りましたが、最終的にICL手術に軍配が上がり、ついに手術を決意しました。
結局、ICL手術のための検査をしたのが、2022年12月27日そこからコンタクトの製作を行い2023年2月4日に手術と約1ヶ月で完結しました。
(年末なのでやや製作に時間がかかったのですが長くても1ヶ月以内でコンタクトは届くとのこと)
その他の要素についても今後ICLを検討している方向けへお伝えします。
・仕事への影響
デスクワークについては、手術の翌々日から可能とのことなので、例えば土曜日に手術を受ければ月曜日から仕事が可能と、わざわざ休暇を取る必要がありませんでした。
ちなみに検査についても土日で行うことが可能でした。
・レーシックとの比較
私の場合はレーシックの選択肢はありませんでしたが、ICL手術はレーシックに比べ、手術後の近視戻り(視力が手術前に戻ってしまう現象)の確率が低いと言われており、また、もし仮に視力が下がった場合にもレンズを入れ替えることで視力補正が可能という点もICLのメリットかと思います。
また、レーシックは角膜を削るため、老眼への対応が難しいとも言われておりますが、感覚的に角膜を削るというのはちょっと抵抗ある感じもします。
(眼にコンタクト埋め込むのも抵抗あるかww)
そんなこんなでICL手術やってよかったで~す。
という報告。
今回はこのへんで。
おわり。