涙…
桜が綺麗なこの季節に、また騎手落馬事故。天命には逆らえない。
子が昨日、意識無い?!えっ?!負傷じゃ無いの?!からの号泣。何度も何度も私に頭を下げ騎手になる事を懇願した我が子。
その夢を摘み取った私。
言葉が見つからない…そっとしてあげたら良いのか?寄り添って上げたらいいのか?
私の口から出た言葉は…あなたも私に言ったよね?!「騎手になって死ねるなら本望だ」と。「凄く悔しくて悲しい事だけど、あなたが夢見た時の気持ちと同じはずだよ!あなたが1番わかるでしょ!」と一喝
更に輪を掛けて泣き散らす子。
そして今日、訃報のニュース。電車の中でパニックになる前にLINEを送る毒親。案の定、学校帰りに大泣きしながらの電話。
「ダメだったの?!なんで?!」と駅に着くまでに泣きながら歩いてたらしく。
「LINEありがと、電車乗ってからニュース見たらパニックになってたかも」我が子を察する事が出来て少し安堵した私がいた。
と思いきや…我慢してたからなのかまたもや記事を読み泣き崩れる…
「人の為に泣けるって優しい証拠だよ」「自分が今、ここで泣いてても何も伝わらない身内でも、関係者でもない。自分1人泣いた所で意味がないんだ。」少なくても母さんには伝わってるよ…。その涙、意味はあるよ。相手には絶対に届かないのは間違いないけれど、人を思い悲しむ。それ以上の綺麗な涙は無いんだよ。
と、話したら…フラフラ歩いて自分の部屋へ戻って行き頭の中の情報を冷静に整理したようだった。
泣き過ぎて疲れたのか、今日は猫を迎えに来ないまま寝てしまった模様。
最後に…藤岡騎手安らかに…。
競馬ファンの子を持つ母より…合掌