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朝が来る

真っ暗闇な部屋にひとり
毛布に包まって壁に寄りかかりこの文を書いている
暗闇に呑み込まれそうで眠れなかった
身体は疲れているはずなのに
足先から指先までポカポカしてきたはずなのに
ベッドに沈む前には『あ、今日は眠れそう』って思えたはずなのに
眠ることを許されていないみたい
眠らないことを罰とされているみたい
私の脳みそは、まだ眠りたくないみたい

また涙が勝手に流れてきた
頬を伝う水は、あつかった

カーテンの隙間から光が射すまで観察することにしよう

まだ、私はがんばれる

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