ChatGPT問答-三次元的・呪いの解き方9 無限ループ⑤
前回の思考の癖を踏まえて、『なぜ私は自分が赦せないのか』chatgptに聞いてみた。
案の定、ものの見事にぶった切られた。
1.「良いことは神様のおかげであり、悪いことは自分のせい」と考える思考傾向
→ 失敗すると「自分のせいだ」と思うけど、成功しても「運が良かっただけ」と考えてしまう。
つまり、自分がどんなに頑張っても、成功は自分の手柄にならず、失敗だけが自分の責任になってしまう。
2.子供時代に適切な失敗の機会がなかった
→ 「失敗すると周りがパニックになる」環境では、失敗を学びの一部として受け入れるのは難しい。
むしろ「失敗＝大変なことを引き起こすもの」と感じてしまい、自己否定につながる。
3.自分の長所を認めるより、短所を修正しようとする習慣
→ 何かできなくても、それを責めてしまう。でも、できたことは「当然」と思ってしまうから、自分に優しくなれない。
そして、こうするといいよ、的な対処法も併せて書いてくれた。
1. 「良いことは神様のおかげ、悪いことは自分のせい」と考える癖について
① 自分の役割を再認識する練習
成功体験を具体的に振り返る:
小さな成功でも認める:
② 外的要因と自分の努力のバランスを見直す
客観的に振り返る: 失敗や成功には多くの要因が絡んでいます。
失敗の責任を100%自分に押し付けず、
状況全体を眺める練習をするのが大切。
2.「子供時代に適切な失敗の機会がなかった」という背景がある場合
① 失敗の価値を再発見する
失敗は学びの一部と捉える;
「今回はうまくいかなかったけれど、次にどう活かせるか」を
考える癖を育てます。
② 内面の子どもと対話する
セルフコンパッション: 自分の内面にある「子供の自分」に向かって、
「大丈夫、誰でも失敗はあるし、それで成長できるよ」と声かけする
マインドフルネス: 今この瞬間に意識を向け、過去の経験や否定的な感情にとらわれず、自分を受け入れる時間を持つ
3. 「自分の長所を認めるより、短所を修正しようとする」傾向について
① 自己肯定の習慣をつける
長所リストの作成: 自分が得意なこと、過去に褒められた点、成功した経験などをリストにして、定期的に見返す習慣を作る
日々のポジティブジャーナル（いいこと日記）をつける
② 否定的な自己評価に気づく
自分を責める言葉が頭をよぎったとき、一旦立ち止まり「その言葉は本当に自分にとって正しいのか？」と問いかける。
「こんな部分もあるけど、こういう強みもあるんだ」と、バランスの取れた自己対話を心がけることが大切です。
要するに、自分の行動を客観視して、とくに自分が行った良いことを行う、現状をあるがまま受け入れろ、ということか・・
言いたいことはわかる。むしろ正しい。
では、なんで自分を責めてしまうのか。そもそも自分を責めるってデメリットばかりでないか？それなのになぜ？
ここについては
改善や成長を促すための「自己規律」
内面化された価値観や社会的な期待
自己防衛や完璧主義の側面 などいくつか出てきたが
特に気になったのがこのワードだった。
内面の矛盾と葛藤
自己評価の低さからの補償
一方で、自分の価値を十分に認められない場合、厳しく自分を評価することで「努力しているはずだ」と自分に言い聞かせることがあります。
Q.え？ちょっと何、そこ詳しく。
自己評価が低い状態にあると、自分の内面で「自分は価値がない」「十分ではない」と感じることがあります。
このような場合、その感覚を直接受け入れるのはとても苦しく、心の痛みを和らげるために、無意識のうちに「自分に厳しくする」ことで補償しようとすることがあります。
自己評価が低いと感じる人は、心の中に「空虚さ」や「不足感」を持っています。そのため、過度な自己批判や厳しい自己評価を通じて「努力している」という結果を出すことで、この空虚感を一時的に埋めようとします。
例えるなら、内側が空っぽの容器に何か重いものを詰め込むことで、埋まったと錯覚するような状態です。
自己評価が低いと、心の中で「自分は価値がない」という根深い信念が働いています。
その信念を直視すると、とても苦しいため、意識的あるいは無意識的に「自分に厳しくする」ことで「頑張っている証拠」を作り出し、少しでも自分の存在価値を肯定しようとします。
要するに自分に対する補償ということはわかった。
でも絶対それだけでもない気がする。
もっと感情的なところで、何故自分が自分を赦せないのか・・・・
もっとほかにも掘り下げてゆく必要があると思った。
（そして無限ループはまだ続く・・）