そして、その日をもって世界線は引かれた
2023年2月1日、その日を持って自分の中の世界線は変わってしまった。
-------------------------------------------------------------------------------
突然、【面談がある】と言われたので面談室に入った。
入ってきたのはマネージャーだけでなくサブマネージャー・直属の上席の3人。
既に、嫌な予感しかしなかった。
言われたことは次の通り。
【このままでは社員としての水準に達しないから】
だから、【これこれこういう箇所を改善するように】という書類
(以下改善書)を渡された。
しかしこの改善書とやらが曲者だった。
例)午後15:00までにメルマガを完成させよ
同様の仕事される方ならお分かり頂けるであろうが
メルマガの制作というのは下記(ざっくり)の工程が伴う。
・原稿担当者からメルマガ原稿をもらう
・photoshopで画像加工・バナー等を作成
・html(dreamweaver使用)でコーディング
・作成連絡後修正・微調整など
画像の作成の程度はあるが
常識的に言って【難しい】
(しかも、原稿担当者側の原稿提出の速さ遅さ、
内容の洗練度は「一切考慮されていない」
しかも遅かったら早く出すようにつっつくのも、
場合によってはネタを提供するのもこちらの仕事だと)
要は↑ができないと【仕事が遅い】【担当者とのコミュニケーションが不足】ということだそうだ。
悪いけど担当の人とはネタの内容も毎回話合っとるわ。
これ以外にも改善書チェックリストはいろいろとあったが
自分からしたら正直【これを全項目遂行できる人本当にいるの?】と
思うレベルだった。
ちなみに前言を覆すようだが、
↑に書いた時間に間に合うように
早くメルマガ作成することもできなくはない。
ただその場合、メーカーサイトをスクショしそのまま使うとか、そうでないと作成は難しい。
当然ながら聞いてみた。
私:「これを遂行するなら画像はスクショ(スクリーンショット)等が必要です」
件の3人:「それでいいから早く出せ」(意訳)
言うまでもなくスクショすると画質は著しく劣化する。
なので今までは時間短縮のために部分的にスクショすることはあっても、
文字だけは見やすくなるようにあとから打ちかえる+
スクショ部分とそれ以外をなじませて作るのが常識であった。
正直言って作り手としてはかなり耐えがたい屈辱であり、
ましてそれで顧客に送るメルマガ配信などあり得ないこと。
要するに、自分にとっては「嫌がらせ」
場合によっては「辞めてくれ」と言われてると同義だった。
さらにご丁寧に今までの仕事を「定点観測」と称して
「メルマガ作成率:●●%」とかで表に出して来た。
※正直↑↑の資料いつ作ったんだろうね?
正直昨年末~年始はあれだけ多忙だったのになんで?不思議だな~~
しかも自分達が遅れたのはお咎めなし?(心の声)※
ともかく既にこの時点で私の心は冷め切っていた。
さらに彼等はこう言った。
たとえ優秀な同僚(八津のことです)と私とを比べて、
私に差別的な態度を取ったとしても
それは人間だから仕方ない。
正直言って今までの自分の仕事ぶりは決して完璧とはいえない。
でも仮に100歩譲って、
彼等が単に私に仕事をもっと早くしてほしいから、という理由だけで言ったとしても、人間として許されるレベルを超えている。
私はこれまで、色彩検定試験を取ったり(この1年でUC~1級まで制覇)
バスの中や帰宅後も勉強するなどしてきた。
もちろん自分の成長ややりたいことも大いにあるが、いつか役に立てるときがあればと思ったからだ。
しかしこの日をもって、世界線は引かれてしまった。
これからも勉強自体は続ける。自分の為に。
でもこの先、2月1日以前の気持ちに戻ることはもうないだろう。