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「働き方を変えたい」と考えた2年後の現在。

子育てと仕事の両立で悩みを感じ始め、「家族と向き合いつつも、自分らしく仕事もしたい」、「でも自分にもっと余裕を持って働きたい」と思い、2年前にこのnoteを開設しました。
それなのに、やっぱり忙殺される毎日で、更新も途絶え、結局こんなに時が経ってしまっていました。




仕事も家庭も頑張ってきたけれど

私は総合病院の常勤看護師として働いていて、夜勤もあるし、救急という現場も合間って、勤務はかなりハードです。体力面だけでなく、シビアで神経を集中させる緊急・重症な状況などでの精神面でも、救急車が鳴り止まない時は休憩も取れないことも多々あり、やりがいと反比例して疲労感は大きいです。

それでも帰ったら、今度は子どもたちへのご飯やお風呂など、第二弾が待っていて…。
ご飯食べる時に椅子に座って気づいたら寝てた、なんてこともよくあります。

上の子たちが小学生になって、宿題や勉強も見てあげたいけど、仕事から帰ってきてそれに付き合う余裕もない…。

子どもたちの成長はあっという間で、それを「ママ忙しいから」、「仕事だから」と言ってまともに向き合わずにこのまま時が過ぎてもいいのだろうかと、真剣に悩むようになり「やっぱり働き方を変えよう」という決心をしました。


2年経って決意したこと、その理由

「働き方を変えたい、変えよう」と決心してから2年も時が経ってしまったのですが、その間に自分自身ともたくさん向き合い、色々と挑戦、実践もしてみて、ついに今年度で現在の病院を退職することを決意しました。

退職を選んだ理由は、

  • 今はなんとか続けられているけど、この先も今と変わらず同じスタイルで働き続けられるか分からないし、正直しんどい

  • 部署異動が必ずあるため、救急以外の環境にいつかは異動になるのは嫌(あくまで私は救急看護が好き)

  • 看護師としてのスキルではなく、全く別の分野で勉強してみたいと思えることに出会ってしまった

  • 今の仕事をしながらその分野の勉強をしてはいたけど、やはり時間に限りがあってもっと集中的に勉強してみたいと思うようになった

  • 今勉強していることを、いつかは収入の柱にしたいと思うようになった

  • 看護師という仕事は、自分のワークバランスの中の全てではなく、あくまで収入の柱の一つという考え方にいたった

  • 今までのスキルと、新しい分野の掛け合わせで、新たにできそうなことを考えたらワクワクが止まらなくなった


私の理想の働き方

看護師という仕事はやりがいあるし、安定しているし、大きい病院であればあるほど組織に守られていると感じます。

上司に「今年度で辞めます」と口に出した時、「もったいない」「他に続けていく方法はない?」などかなり説得されました。今までのキャリアをこのタイミングで捨ててしまう決断、「もったいないって…」と心が揺らぎかけてしまったことは事実です。

では、「ここまでのキャリアの延長は何か?」と考えたとき、思いつくのは、専門や認定看護師になってよりその分野を追求する、管理職を目指すかなのかなと考えます。(あくまで私の思いつく考えです)

来年度以降の今の職場での私の目標を立てようと思っても、もうワクワクした気持ちにはならない自分に気づいてしまいました。

そこで思い立ったのは、看護師という資格を完全に無駄にするのではなく、クリニックの非常勤として勤務し、今までの経験を活かして最低限の収入を得つつ、他にも収入の柱になるようなスキルを身につけチャレンジしていくというもの。

まさに、今流行り!?の復職という考え方。

色々なことに興味があって、もっと多くのことをやってみたい性格の私だから、看護師という働き方だけに捉われず多くのことをにチャレンジしてみようと思いいたったのです。


それでも言われる「もったいない」に対する考え方

この言葉、果たして今の職場を辞めることは全てを捨ててしまうということにつながるのか。

色々考えてきた今の私が思うのは、「もったいない」ではなく、今までのキャリアを活かして、それを強みに新しいチャレンジをするわけで、決して全てを捨ててしまう、今までが水の泡とは違うのではないかということ。

自分で言うのもなんですが、総合病院の現場で培った、知識、経験、判断力、優先度を考えた多重課題への対応、コミュニケーション力…、これら全てをもってまた新たなチャレンジをすればいいのではないかと思うのです。

もちろん今までの働きやすい環境や安定した収入は手放さないといけないわけで、不安とワクワクのどちらが大きいかというと、不安の方が大きいのが正直な気持ちです。

だけど、このまま安定をとってあまりワクワクしない悶々とした、変わらない日々を送ることが果たして幸せなのか。
多少収入が下がって、今までのような贅沢を我慢する日々になろうとしても、ワクワクすることを仕事にできて、子どもとも穏やかに過ごしている自分、どちらを選ぶのか、考えれば選択肢は一つしかないと感じるのです。


自分にとって何が正解なのか

そもそも正解ってあるのでしょうか。正しい選択をすることに捉われているとこの先何もチャレンジできない気がするのです。

時間をかけて色々考えた今の私は、「子どもことも、自分の人生も諦めたくない」という思いと、「とりあえずやってみよう」「ダメならまた考えよう」という考えに行き着きました。

今日までは決心するための準備期間

2年前に悶々とライフワークバランスについて考え始め、ここまで時間はかかってしまいましたが、私にとっては新しい一歩へ踏み出すために必要な準備期間だったように思います。

具体的にどのような過程でここまで行き着いたのか、どんなことをやって新たな分野に出会ったのかなどについてはまた次回にでも書いていこうと思います。

何事も新しいことにチャレンジしたり、一歩踏み出すことって勇気がいると思います。それでも「できるかできないかではなく、やるかやらないか」、「やらない後悔よりやる後悔」という言葉にあるように、「とりあえずやってみる」をモットーにチャレンジしてみようと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。




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