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犯罪者とタトゥーって
最近、ニュースで「犯人の全身イレズミ男」とか、「首にタトゥーを入れた変わり果てた姿」とか、そんなのばっかり見ました。
なんだかなあって感じます。
犯罪者=タトゥー、入れ墨って、きっとわかりやすくて、単純だから報道する人は思考停止で強調するのかもしれません。
だけど、実際、そうじゃん。犯罪者は入れ墨もんじゃん。
擁護できないでしょ?
たしかに。そういわれると反論できないけど、
それならどうしてこんなに、もやもやするんだろう。
でも、やっぱり入れ墨をしている人にも問題はあると思います。
ずっと昔に入れ墨をしてマンガみたいにイキっている人を見たことがあります。
本当に滑稽だと思ったけど、たぶん、本人はその反対のことを考えていたのだと思うと、すべては理解の外にあるんだなあって感じました。
こういう人たちが脈々と、代々、日本の入れ墨を台無しにしてきたのでしょう。白い目で見られるのは偶然じゃありません。
わざわざ、寒い日に脱がなくたっていいじゃん……。
子どものころ、カエルの図鑑で毒のある警告色(カラフルなカエル)のあるカエルたちを見ました。彼らは「おれら毒あるから、そこんとこヨロシク」と紋様で捕食者に周知をしている、とのことでした。
カラフルなカエルたちの中には、毒をもたないものの、毒ガエルに便乗してカラフルな警告色をもつものもいました。彼らの中には捕食者と対峙した時、わざわざ、弱点にもなる腹部の紋様を見せる種類もいるそうです。
入れ墨のひとと、なんか似てるなあと思い出しました。
入れ墨者=バカという図式は公式。
ぼくもバカだから、その点は疑問の余地ありません(キッパリ)。