最初が肝心2
母と結婚して父もうれしくて
いろいろ張りきっていたらしい。
しかし、昭和30年代の事
周りの男たちは
「女をあまやかすな」
「女になめられるな」
「最初が肝心しっかりガツンとやれ」
という意見ばっかりで
父は母にガツンとやる機会を伺っていた。
そしてある日、客人がいっぱい訪問した時、
母は父のお茶を出すのを忘れたらしい。
そこで父は「ここだ!」と思い
母を一発たたいたらしい。
本人は決まったと思ったが
母の反応は
「お茶のいっぱいくらいで女に手を出すなんて
〇ツの穴の小さな男やね」だったらしい。
以降私たち兄弟は
常に母の尻に敷かれている父しかみていない。