昨日の続き…
今でも思い出すと「何故あの時誰とも話さなかったんだろう?」と自分でも不思議に思います。自分の中では黒歴史なのかもしれない。
黒歴史というか思い出したくない、思い出すと心がザワザワしてしまう記憶ですね。
私は内気な方だったと思います。人見知りをして人と仲良くなるのに時間のかかる子でした。
でも一度仲良くなるとグループにも属さず、みんな友達という感覚で本当にみんなで遊んでいました。放課後、公園に行けば男女問わずみんなで日が暮れるまで走り回り、悪い事もして沢山沢山遊びました。
そんな自分の世界が一変したのが前の記事で書いた習い事の日々でした。
人見知りではあったけど馴染めば友達を作れていたのに…
そこには二年間通いましたが一人も友達ができませんでした。
たぶん声を出したのも何回かしかなかったと思います。記憶にないのでもしかしたら一言も話してないのかも…
話せないんじゃなくて…話すきっかけがなかった?
うーん…きっかけは沢山あったと思うけど、頑なに話さなかったな。
自分の中でどう他人と意思の疎通をしていたのかわかりませんが、話しかけてもらっても”頷く” ”首を横に振る” くらいのジェスチャーで乗り切っていたと思います。
それが当たり前になってしまうと周りも『この子は口がきけない子』という認識で私に接してくるので余計に会話を必要としなくなりました。
会話を必要としなくなった私は…すごく楽になったんです。
なので二年間習い事に通えたんだと思います。
不思議といじめられたりもしなかったので(仲間外れとかあったのかな…覚えてない)、毎週淡々と習い事をしてましたね。
思い出すと自分のメンタルの強さに笑えます。
私が話さなかったのはその時期…というか、その習い事の時間だけでしたね。
それ以外は家でも学校でも何も変わらず毎日沢山遊んで、家族とも談笑して沢山話してました。
でも習い事に行くと一切話さない…
母親も講師の人に色々と言われ(全く話さない。変な子とか。)、私の状態を知り最初は戸惑ったり怒ったりしてましたが、一年経てばみんな私が話さない状態が普通になっていきました。
~長くなるので続きはまた今度…~
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