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私が19歳で義歯になった話 入れ歯になった経緯となぜ私が入れ歯を選ぶのか
こんにちは、ゆうちゃんです。みなさん、今日もお疲れ様です。今日は私が入れ歯になってしまった経緯となぜ入れ歯を選んだのかについて話したいと思います。
実は、私は19歳で入れ歯になりました。この年齢で入れ歯というのは珍しいかもしれませんが、だからこそこの経験をシェアしたいです。歯を失ってしまったとき、入れ歯は有効な選択肢ですし、私のように根管治療を何度も繰り返してもうまくいかない場合、抜歯というのは過度に恐れるべきことではありません。この記事では、私がどうして入れ歯になったのか、そしてなぜインプラント、ブリッジではなく、入れ歯を選んだのか、その過程をお話しします。そして、入れ歯を検討している方や、同じように根管治療で悩んでいる方に少しでも参考になればと思っています。
⬜️突っ込まれそうなところ
これから記事を読んでいただく中で、なんでそんなに虫歯になってしまうのか?とかなんでそんな歯医者に通い続けてしまうのか?とかなんで自費治療を検討しないのか?というツッコミが入ると思うのですがそれはただ中学、高専時代の私の勉強不足なのでお手柔らかにお願いします。今私がやっている虫歯予防などは別の記事で書きたいと思ってます。
⬜️歯髄炎痛すぎる
皆さん歯髄炎を体験したことがありますか?歯が痛くて、痛くて眠れない。痛み止めを飲んでもなかなか収まらずに、ピークになると痛すぎて震えてくるあれです。歯髄炎は何度も経験していますが一度、名古屋で5日間のインターンシップ中に歯髄炎になったこともあるのでトラウマになってます笑。歯がそうなってしまうと根管治療と言って歯を抜く治療をします。ただ、私の場合はその治療がなかなかうまくいかず2本の歯を最終的には抜くことになってしまいました。私が抜歯をしたのは下顎の左右6番の2本です。悲しい(笑)。でもこの話が誰かの役に立ってくれれば幸いです。まずなぜ左右6番を抜くことになったのかを1本ずつ話していきますね。
⬜️まずは、左下6番の話
小さい頃から虫歯を作りやすい生活習慣をしていて幼稚園のころから歯医者には定期的に通っていました。ただ、今思い返すと中学生の頃に通っていたK歯科医院が外れでしたね。左下6番が痛くて診てもらった時も、予約がなかなか取れず、基本的には1ヶ月に一度しか見てもらえず、先生の方針で虫歯が神経にまで到達していてもまずは虫歯菌を殺す薬を塗って様子をみてすぐに治療しないなど。一番嫌だったのは眠れないほどの痛みの歯髄炎が起きても急患対応で根幹治療をしてくれず一週間ほどロキソニンで耐えるように言われたことです泣。今思えば、かなりヤバい歯医者だと思います(笑)。ただ、その当時は中学生でセカンドオピニオンという言葉も知らなかったのでそれが普通だと思い込んでました。そんなこんなで痛い思いをしながら最終的には左下6番の根幹治療をして神経を抜き、痛みは治まりました。しかし!3年後の、高専3年生の時に今度は治療した左下6番あたりの歯茎が晴れてきたり、フィステル(膿が出る小さな穴)ができたりという症状が出てきました。フィステルってなんか気持ち悪いですよね(笑)。これは中学3年に根幹治療をした歯の根っこの先になんらかの理由で菌が残っていた、あるいは入ってきたものが大きくなってきているということが原因で、そこからまた、K歯科医院に行って何度も再根幹治療をするのですが、なかなか症状は解消されず最終的にはもう我慢できないということで抜歯を決意しました。
⬜️次に右下6番の話
右下の歯についても左下と似たような経緯です。最初、K歯科医院では左下と同じように一旦神経に薬を塗って様子を見ましょうと言われました。ただ、これも左下と同じように結局強烈な痛みの歯髄炎が起きてしまいました。ここでようやくK歯科医院はダメだということに気づき他のm歯科医院に行くことにしました。m歯科医院に行く途中、痛みがあまりに強すぎて車から降りて入口に入るまでの道にしゃがみこんでしまったり、診療の待ち時間も震えが止まらなかったことを覚えてます。当時は18歳。18歳のいい年した人が痛みでしゃがみ込むって相当痛かったんだろうなって思います(笑)m歯科医院はすぐに根幹治療をしてくれてまた一時的には痛みが治まりました。しかし!右下も、左下と同じく時間がたってから歯茎が腫れてきたりフィステルができたりしてしまってm歯科医院に行ったのですが、根っこの先の部分が硬くなっててもう治療器具が入らないから治療できませんって言われちゃいました。そんで、そのまま被せますって言われて流石にそれはないだろって思って学校の保健室に相談したところA歯科医院を紹介してくれました。そして!このA歯科医院が3つ歯医者を見てきた私からして最高の歯医者さんだったんです。A歯科医院は膿が溜まっているため治療が必要と言ってくれて根っこの先がやっぱり固くなってしまっているが歯が折れるリスクを負ってでも治療はしましょうって言ってくれました。ただ、この時は他にも治療をしなくてはいけな歯が多くあったり編入試験が重なっていたりしていて右下の6番、左下6番と同様に、自分の体力や時間の関係で最終的には抜歯を選びました。
⬜️入れ歯に抵抗感を感じなかった
幼稚園の頃は歯医者が嫌いだったんですけど、小学生くらいになると、逆に歯医者が好きになっていましたね(笑)歯の中に器具を入れられて治療される感じとかチクチクする感じがむしろ楽しかったです。削る痛みとかも、私は痛いなって感じたらすぐに痛みがあるので麻酔追加してくださいって言っちゃうので治療中の痛みはあんまり感じたことはないですね。これも、みなさんとはちょっと違う感覚かなと思うんですけど小学生低学年ぐらいの時から銀歯が入っていたりしたんですけど、銀歯がむしろかっこいいって思ってました(笑)それで、別に、歯を抜くこともその時はあんまり抵抗はなくて、入れ歯とかブリッジとかインプラントにもあまり抵抗感はなくて、むしろ興味があるって感じでした(笑)
⬜️では、なぜ入れ歯にしたのか?
それでは、なぜ私が入れ歯を使っているのかの理由を説明します。ズバリその理由は取り返しがつくからです!
詳しく説明していくと、まずブリッジについては欠損している歯の前後の歯を削って3つの歯を覆うようなかぶせ物をすることで歯を補っています。ブリッジは手入れが便利だったりというメリットもありますが前後の健康な歯を削らなければいけません。そして、削った歯は虫歯になりやすくなります。それは、嫌です!そして、インプラントについては歯茎のなかに入れ込むので手入れが便利で、かつ噛んでいる感じが歯茎にちゃんと伝わっていいというメリットがあります。しかし、インプラントは自費診療で高いです。また、高いお金を出したにもかかわらずインプラント歯周炎などのリスクがあります。それも嫌です(笑)そう、ブリッジは前後の歯を削らなければいけない、インプラントは高いお金を払わなければいけない、にもかかわらずリスクもあるのです。ですが、入れ歯はどうでしょうか?ほかの歯は削らなくてもいいです。保険で入れ歯を作れば1万円程度で済みます。取り返しのつかないデメリットがないんです。それが私が入れ歯を選ぶ理由です。
⬜️それでも入れ歯に抵抗感がある人へ
それでも、入れ歯に抵抗感を感じる方はいると思います。ですが、私からの提案です。まずは、入れ歯がいいんです(笑)インプラント、ブリッジを考えていてもまずは入れ歯を試すことをお勧めします。入れ歯は取り返しがつく選択肢です。それが入れ歯の最大のメリットです。入れ歯を一度使ってみてそれでもあわなかったらインプラントか、ブリッジを検討すればいいんです。私の場合も、最初から入れ歯onlyで考えていたわけではなくまずは入れ歯を試してみてそれでも合わなかったらほかの選択肢を検討しようと思っていました。最終的には入れ歯でまったく不便を感じなかったのでそのまま使っていますが。
⬜️実はめっちゃ便利な入れ歯
確かに、はじめて入れ歯をつけたころは話ずらいし、噛みずらいし、つけてるだけで違和感でした。しかし、一ヶ月ほどかけてだんだん調節していく中で慣れてくると食事や会話にも全く問題はなくなりました。見た目も私が使っているタイプは全く気にならないし、食べてる時はあれ?ちゃんとつけてたっけ?という感じで入れ歯をつけてるかを忘れるぐらい気にならないです。しかも、全部保険適用です。私は、1万円ぐらいで作れちゃいました。学生の私にはめちやめちゃありがたいです。
⬜️アドバイス
実は保険治療での根幹治療の成功率はだいたい50%らしいです。ほぼ博打です(笑)根幹治療については根管治療専門医の先生に診てもらうのがおすすめです。そうすれば、私のように再発地獄。再根幹治療地獄を味わわなくてすむかもしれません(笑)もちろん、虫歯が神経に行く前に治療してしまったほうがいいです。ただ、虫歯治療した歯は虫歯になりやすくなるらしいので最初から虫歯を作らないのが当たり前だけど最強ですね。私も長年虫歯に悩んできたので歯の健康がどれだけ大切かを身をもって感じています。虫歯予防や定期的な歯医者のチェックは必ず行ってくださいね。半年に一回でいいので。それでも、もし、虫歯になって、根幹治療がうまくいかなかったりしたら抜歯も一つの有効な選択肢です。そして、まずは入れ歯を使ってみて、それでも合わなかったらインプラントかブリッジを考えるのをお勧めします。インプラントもインプラント歯周炎のリスクもあるので保証をしっかりしてくれるところを選ぶなど色々調べて、いろんな先生に聞いて決めるといいと思います。入れ歯は実際に使ってみると想像以上に便利ですし、恐れずに検討してみてください。
⬜️エンディング
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。私の経験が少しでも参考になれば嬉しいです。私が行っている虫歯予防などについての記事などもこれから書いていこうと思います。それから、入れ歯の調整の話とか、3つ歯医者に行ってるのでそこでの対応の違いとか、今後の治療のこととか。あとは高専生活、高専からの編入がどんな感じか、高専からの就職がどんなかんじかなどについても話していこうと思うのでまた機会があれば読んでみてください。