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きっかけで思い出すことあるね

近所のクリニックで 看護師をしているわたし

最近は NNKの再放送ドラマ ちゅらさん
をみて自分の 就職したてのころを思い出していた
看護学校を卒業後 付属の大学病院で たったの2年
だけ働いた
たったの2年だけだったのは
あの頃は 結婚するなら クリスマスイブ(24歳)には結婚しないと!
という 変な風潮があって
運よく?その波に乗っかることができて寿退職をした


その後は新居近くの病院で働いたが
妊娠出産のタイミングで退職
子育ての途中から 

今のクリニックに働いて20年以上たつ


看護師の資格があるが
卒後教育の大学病院でのたったの2年の記憶は
3交代勤務 に
色々な医療行為の習得
それも まだ身につかないうえに
精神的にも
常に緊張状態で 責任の重さを感じることが多かった

だから 寿退職は ある意味
自分がこの状況から逃れられる唯一の理由だったのだと

おもうことがつらかった

それから
子育てが落ち着き
就職したが

やはり自分には 自信をもって
勤務すること
この仕事についてよかったと
感じるまでには 
20年くらい働いた今頃になってからだ

そんな中
昨年 看護学校同窓会が創立して50年の記念式典が
あり 出席した
そこで 卒後働いた病棟の先輩が
付属病院の看護部長さんになられていて
お会いすることができた

ご挨拶をした程度であったけれど
その先輩があのころとは変わらなくて
懐かしいと思ったのだった

そして
つい数日前 一緒に卒業し一緒の病棟で働いた
友人からその先輩が 亡くなったと
葬儀の日程を知らせてくれた

どうもその先輩は この3月に 看護部長を定年退職され
たばかりだったと くも膜下出血だったとのことだった

あいにく葬儀には 出席できず お祈りさせていただいたのだけれど


昨日の夜
その友人から 一緒に働いていた病棟のlineグル-プができたと
招待してくれた

在職年数も少なく 知っている方が数名なのかもしれないけれど
そこに入らせていただいた

今のところ13名の人数が入っているが
アイコンの名前を見てもとんと わからない感じだけれど
せっかく招待されたのだから
と申し訳なく 入っていた


そうしたら
どなたかが その方の在籍中のスナップ写真が
入ってきて
もちろん私はいないけれど

確かに見覚えのある顔が並んでいました

思い出してきました
本当に私は何もできない 看護婦だったなぁ

でもあの時の先輩が
厳しくも叱ってくれたから
今の私看護師でいられているんだなぁって

しっかり これからも働いていこうと思いました