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小学校教員がファイナンシャルプランナーになった話
こんにちは!
このアカウントでは、
毎日忙しいパパ・ママの皆さまへ
「日常生活に役立つお金の学び」を
お届けしていきます。
「子どもにお金のことを教えたいけど、どう伝えたらいい?」
「家計管理、今のままで大丈夫?」
「保険を見直そうとは思っているけど、どこをどうしたらいいの?」
「投資やNISA、何から始めたらいいの?」
「投資やNISAは気になるけど不安で踏み出せない…」
この記事を読んでいる方の中で、こんなお悩みがある方いませんか?
これらは僕がFP相談で出会ったお客様からの実際のお声です。
このアカウントでは、FPとしての実務経験を活かし、
「お金を使うことについて」「家計管理」「保険」「教育資金」「老後資金」などなど
お金に関する知識を発信をしていきます。
目指す先は
「お金の勉強を学校教育に」
です。
学校教育にこだわるワケは、
①お金は生活に必ず必要だから
②学校で学ばずに社会へ出てしまうから
③お金の使い方を「自分で考え、自分で選べる」大人になってほしいから
高校で金融教育義務化になったものの、小・中学校も含め全然足りていない現状です。だからこそ、学校でのお金の勉強が必要だと本気で想っています。
ただ、子供たちに教えることは大切ですが、もっと大切なことがあると想っています。
それは、「大人のお金への向き合い方が子供に少なからず影響する」というものです。これは学級担任として様々な家庭を見てきて得た、自分なりの見立てです。
どれだけ学校で子供たちに指導しても、大きく影響を与えるのは家族との時間です。子の姿は親の鏡ですからね。
だからこそ
まずは大人が学べば、家庭で子どもに伝えることができる
と考え、
パパ・ママが「分かる!」「自分にもできる!」と実感してもらえるように、お金の学びをお届けしていければと想っております。
ただ、僕一人だけでは力不足ですので、皆さんにもFPになっていただき、お金の知識がご自身のお子様に、周りのご友人に、どんどん広がっていくのがベストです。
こんな僕ですが、ここまでの経歴はというと、
①安定と言われる公務員を退職
②フルコミッションの保険募集人へ
③非常勤講師&FP活動 ☜今ココ
経歴
なぜ小学校教員からファイナンシャルプランナーに?
【担任としての経験】
これまで学級担任として、4年⇒6年⇒5年⇒5年⇒1年⇒5年⇒6年を担任してきました。
学級担任をしていると様々なことが起きます。子ども同士のトラブル、保護者対応などなど。
その中でFPにつながるきっかけが、お金のトラブルでした、
以下が実際にあった事例の一部。
・友達同士でのお金の貸し借り。お菓子をおごる、おごられる (1年生)
・家の金庫から8万円を盗みNintendoのプレペイドカードを購入(4年生)
・親がコツコツ貯めていたお年玉など計30万円をすべて使い切った。
⇒カード、ゲームセンター、飲食代として自分で使う、友達におごる。
(6年生)
学校での主な対応は、
関係児童への聞き取り&事実確認 ⇒ 保護者・管理職へ報告。
もちろん、僕自身担任として指導はするのですが、お金の管理や用途は各家庭の問題であり、最終的には各家庭に委ねられるため、学校にできることに限りがありました。
学校で授業をするとしても、そもそもカリキュラムが乏しいという現実。授業時数という縛り。やはりここでも、学校でできることに限りがあることに直面し無力感を味わいました。
そんな経験から、子どもへのお金の勉強(金融教育)が必要だと強く思うようになり、
「学校内ではなく学校の外から働きかけよう」
というので、転職&ファイナンシャルプランナーを目指すようになりました。
【自分の知識不足】
僕がそもそもお金のことに関心を寄せたきっかけは主に2つ。自分の給与明細と保険。新卒1年目から感じていた疑問です。
給与明細はそもそも見方が分からない。
何が天引きされているか分からない。
厚生年金、健康保険、所得税・住民税、社会保険料、教職互助会…って何?何に使われてるの?
給料日の僕の頭の中はまさにこんな感じ。しかも結構な額を引かれている!。とはいえ、給与明細の見方を誰かが教えてくれるわけではない。
保険に関しては、職場にやってくる保険屋さんから、
「この保険はあなたに必要ですよ!」
「教員の皆さんは入っていますよ!」
「教員の方しか入れないお得な保険ですよ!」
など、言われるがままに加入したものの、内容がよく分かっていない。
それなのに毎月まあまあ高い支出。内容が分からないものにお金を払い続けるっていいのか?そんなことを思っていました。
結論:「あれ、何も知らない…」
こうなっているのも全て自分の責任で、自分のお金のことは自分で管理できるようになりたいと思い、小学校教員をしながらFP3級&2級まで取得しました。
FPの勉強をする内に芽生えてきた想いが今に至る原点です。
「FPの知識を人のために使い、人の役に立ちたい」
「金融教育に携わり、子どもたちにお金の勉強を届けたい」
保険代理店FPを辞めてなぜ今の働き方に?
小学校教員を退職したあと、某プライム上場保険代理店に入社しFPとして保険募集活動をしていました。
お客様にも、同僚にも恵まれていたのですが、辞めることを決めました。
この決断の理由は
「FPになったのは保険を売るため…?」という違和感を感じたから。
じゃあどうして保険代理店へ転職したの?
という声が聞こえてきそうですが…
会社的にも、給与的にも、あくまで保険募集が仕事。
当たり前ですが、求められるのは保険契約の成果。
ですが、保険募集だけでなくFPとして様々な相談に乗らせていただく中で、保険契約の有無に関わらず、FP相談でお客様に喜んでもらえることに僕は大きなやりがいを感じていました。
一部、FP相談での声として
・今の家計状況で6000万円のローンは高すぎることが分かった。
(20代ご夫婦)
・育休を延長しても、収支が崩れることなく住宅ローンの返済・教育費の準備ができることが分かって安心した。 (30代女性)
・50代に家計が赤字になってしまうが、月1.5万円の固定費削減と資産運用で改善できることが分かった。 (30代女性)
・貯金主義だったけど、今からでもNISAをやりたいと思うようになった。
(50代男性)
「家計管理」「保険」「資産運用」「相続」など幅広く相談に乗らせていただく中で、どのお客様も共通して話していたことがあります。
それは、
「もっと早く知っていたかった」
こういったお声をいただく度に
「ああ、僕がやるべきなのは保険募集だけじゃない」という思いが募っていったのです。
これらの経験から、今現在の働き方があります。
①教員として、これまでの経験を子どもたち・現場の先生方に伝える。
②FPとして、特にパパ・ママの皆さんへお役立ちする。
「分からない」が「分かる」、そして「行動できる」ように。
これからどうなるかは分かりませんが、自分の想いを軸に行動あるのみ!
今後ともよろしくお願いします。