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「行動力がある人」

人に会う機会に、よく言って下さるワードがある。

「先生の行動力って、凄いですね」

「私も、先生のようにすぐカタチにして、すぐに動けるようになりたいんですが…」

何も考えずに、無鉄砲に振る舞っているように映っているかも知れないが、

私もしっかり考えてますねん。

長い通勤時間、寝る前、朝のウォーキング中。

つまり一人の時。

新しいアイデアや事業を閃いた時は、メモして、ちゃんと仮説思考のプロセスを踏んでますよ。

①目的(問い)を押さえて

②目的に対する仮説(ストーリー)を立てて

③データを収集して

④分析によって仮説(ストーリー)を確かめる


(仮説思考を高める方法)

①「引き出し」を増やす

 仮説の引き出し=知識(経験+学習)

②「問い」を身につける(3Cのフレームワークの理解)

 例)新商品の企画

 Customer(顧客) ターゲットとなる顧客は誰で、なぜウチの商品を買ってくれるのか。

 Company(自社) 顧客が買ってくれる条件を満たせているだろうか。

 Competitor(競合)他はどのような戦い方で挑んでくるだろうか。

③「使える仮説」を立てる

 最終的に解決策(解決のためのアクション)につながる仮説

 So What?(だから何なの?)と自分の仮説に問いかける

 例)

「営業成績が二極化しているのでは」

 So What?(だから何なの?)

「成績が悪い人は内勤に時間を取られて、顧客訪問ができていないのではないか」

 So What?(だから何なの?)

「無駄な時間を減らして、訪問数を増やせば良いのではないか」

外部環境の変化が激しく、個々人が主体的に動ける組織の重要度が増している中、この「行動力」は転職や就職活動の自己PRでも重視されるスキル。

(私が面接官なら、最重要スキルとしてスキルテスト、評価項目に設定するだろう)


では、そもそも「行動力」って何。

私は、自分では意識して動いているつもりはないが、「自分の考えたことを実行に移せる力」だと思う。
何でもかんでも、後先考えずに、とりあえず動けばいいのではなく、きちんとやり遂げて、効率性を意識しながらやることが大切。

「行動力がある人の特徴」

特徴①責任感がり、貢献意欲が高い(他者やコミュニティに貢献したいという気持ちが強い)

特徴②行動力がある人が周りに多い(所属するコミュニティに大きく影響される)

特徴③好奇心旺盛で、向上心がある(自分が知らない知識や経験のないことに対して、どんどん興味を持てる)

「行動力がない人の特徴」

特徴①マイナス思考で消極的(「失敗したらどうしよう」「恥はかきたくない」)私の意見「あんたの失敗なんか、あんたしか知らんから」

特徴②受け身になっている(会社や上司に言われたことをやっているだけ)

次が、結局一番多い。(8割以上の人たちは、これ)

特徴③言い訳癖がある

「こうしたい」「こうした方がいい」と思っていても、「時間がないから」「次年度に」など、その場の環境で「最適」で、さらに「周囲からの共感」が得やすく、「それっぽい」言い訳を見つけて、今やらない。

私の意見は、
「明日、来週、来月、次年度やれることは、今、ここで、できるやん。」


行動力をつけたいなら、まずこれ。

「うまくいっているモノやヒトを、パクれ」

「学(まな)ぶ」より、まず「真似(マネ)ぶ」こと。


自分に揺るがない信念があるなら、まずここから。

周囲のノイズがうるさかったら、ノイキャン機能がついたイヤフォンで、

壮大な映画のエンディング曲を、ずっと流しておけばいい。

ノイズが発生するのは、言い訳しかできない優秀ではない人たちが、

今、動き出そうとしているあなたが羨ましくて仕方ないから。
そうするしかないから。

リーダーは孤独ですねん。

始める時は、一人でええねん。

まず、一人でアホな踊りでも踊って、休むことなく一心不乱に踊り続けて、

アホなダンスを踊り狂う自分と、一緒に踊ってくれる二人目が必ず現れます。


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