理想と夢と現実

「いつも一番欲しいものは手に入らない」
ドラマ「Destiny」でカオリ役の田中みな実が言っていたセリフです。

このセリフを聞いて、今の、今までの自分を重ねてしまいました。
これから先こうなりたいな、こうしていきたいなという理想や夢、希望を描くけれど今は思い描いた人生ではありません。
(もちろん、節目ごとにその理想や夢、希望は変化しています。変化も叶わないからという要素が大きいかもしれません。)

今もこの先の人生、生活でこう過ごしたいという理想があります。
ですが、理想はまた叶いそうにはありません。

人生に期待するから生きることが難しいのでしょうか。期待しなかったら生きやすくなる?

私は、理想の中に自分以外の人を入れてしまいます。人を入れるから思い描いたような人生にならない。
他人軸ではなく、自分軸で。期待していいのは自分だけ。人は一人で生きるもの。などよく言われますが、こういうことか・・・と思い知っているところです。
(自分軸だからこそ、この人とこうなりたいという思いにもなるのですが…)
一緒に同じ方向を向いて歩いてくれるなんて奇跡です。

「いつも一番欲しいものは手に入らない」は諦めるための言葉だと思います。簡単に諦められたら、理想を叶えて幸せに過ごしたいという感情を捨てることができたら生きやすくなるのでしょうか。感情がなければ、心の支えも必要なくなるのでしょうか。

私は、大好きな人の居なくてはならない人になりたかったし、私も満たされたかった。期待して求めていた私は愚かでした。この理想だけは諦めたくないな…と思いつつまた心が折れています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?