百年企業とは何か?
百年。
同族経営なら、一人30年として親子、孫まで3代にわたる計算だろうか。
元々、会社の創業初期は、スタッフの反乱、資金のやり繰り、家族内の不和等など業務以外に忙殺される。
そして何度も、修羅場を潜り抜ける内に、やっと後継者も育ち、一安心となる時期が訪れる。
その時に創業者が、果たすべき仕事とは何か?
「易経」にあるように、この世には変わる物と、変わらない物がある。
その世の中の、移り変わりを眺めながら、創業者の最期に果たすべき役割は、会社の理念創生であり、またその理念浸透、及び、透徹である。
その理念とは、百年「後」に、経営を託された人物が、悩んだ時に、参考にすべき、指針であり、光である。
まさにその時に、必要となる言葉が、理念である。
多くの従業員、そして地域への影響力を考えると、その一言一言には、魂が、宿っていなければならない。
創業者のこれまでの人生を振り返り、これから変わるべき形と、変わらない心。
人生観、世相観、歴史観、全てを鑑みる必要がある。
こうして、この世に産み落とされた理念は、無形の財産として、会社を百年にわたって、形創るだろう。
信念。
この見えざるものこそが、この世で最も強力な力の源である。
この力以外には、何もない。