私小説 2 壮絶
学年が上がるたびに、バストも順調に成長を続けました。
同級生よりも、学校の先生よりもはるかに大きなバストのせいで、色んな嫌がらせやいじめにあいました。
小学校三年生の時は、体育のプールの日は全て見学してました。
水着になると胸の大きさがあからさまに分かってしまうからです。
中学では男子生徒から、からかわれたり、おもむろに揉まれたりされましたし、女子生徒からは「キモイ」と言われ外されました。
高校では盗撮されるのは日常茶飯事で、男子生徒からはあからさまに体を要求されたり、制服に精液を塗られたり、女子生徒からは胸に集中攻撃されました。
ラインはしてたけど、クラスのグループには入りませんでした。
ツイッターもアカウントは絶対教えませんでした。
ろくな事は書かれてないと思ったので。
もし、ラインやツイッターに書かれてる事を見ていたとしたら、今、生きていなかったと思います。
地獄の高校生活が終わり、無事、ファッション系の会社に就職できました。
でも、ここから地獄の第2ラウンドが始まりました。
男性社員は、当たり障りのないようにしてたようで、特に何事も起こりませんでした。
女性社員は、学生と違って年齢の幅が広いので、いじめも数段アップしました。
仕事のデータが消去される、会議や会社の行事の日程を全く違う日程で連絡される。
制服が無くなるなんて、しょっちゅうでした。
サイズがサイズなので、予備なんてありません。
ある日、上司が「悩みがあるなら相談にのるよ。」と私を食事に誘ってくれました。
食事中、確かに私の悩みを聞いてくれました。
でも、今思えば、飲み物に仕込んだ薬が効いてくるまでの時間稼ぎだったんです。
意識が朦朧となった私を上司はホテルに連れ込みました。
意識は朦朧としていても、何をされているか位は分かりました。
ベッドで私は犯され、処女を失いました。
色んな体位で何度も何度も犯されました。
明け方近く、ようやく私は解放されました。
タクシーに載せられ家の前で下ろされました。
お父さんは警察に通報すると、凄い怒りました。
お母さんはただ泣くばかりでした。
それから約一週間会社を休みました。
その間に、社内では、私と上司のことが広まっていたのでしょう。
そろそろ出社しようと思っていた矢先、会社から解雇通知が来ました。
内容は一方的なものでした。
お父さんは、告訴してやる、と激怒しました。
お母さんは、私のために告訴しないで、とお父さんに頼みました。
私が犯されてから約二週間後、生理が始まりました。
妊娠していない事が分かったので、ほっとして私もお母さんも泣きました。
それから私が引きこもりになりました。
自分で出かけることは皆無で、一週間に一度、家族で出かけます。
両親が私の事を心配して連れ出してくれたんです。
でも、私は胸の大きさで好奇な目や卑猥な視線に晒されました。
かなり強面のお父さんがいてもです。