「これ、私のための曲やんけ!」ってなった曲3選
「これ、私のための曲やんけ!」
音楽を聴いていて、誰もが一度はそう思ったことがあるのではないだろうか。
自分のために書かれたような曲。ひとたびそのように認識した曲は、一瞬にして自分の中で特別な曲になる。
この記事では、私が今まで出会ってきた「自分のために書かれた(ような)楽曲」を3つご紹介する。
BUMP OF CHICKEN 『オンリー ロンリー グローリー』
私はこの曲を、草野マサムネさんのラジオ番組で初めて聴いた。
聴き終えた瞬間CDショップに駆け込んで『ユグドラシル』を購入したのを今でも覚えている。一生ものの買い物だ。
この楽曲は目が覚めるような疾走感のあるギターのイントロに始まり、ひとりぼっちの人間に寄り添う壮大な歌詞世界が展開される。
当時、悩み苦しみ、孤軍奮闘していた私を支えてくれたBUMP OF CHICKENの名曲である。
崎山蒼志『A Song』
サビを聴いて、驚嘆した。
歌詞が、メロディーが、今の私の状況をありのまま肯定してくれる(ように感じた)。
決して堅実ではない、どちらかといえば刹那的な私の生き方が、初めて許されたような気がした。
この曲をリリースしてくれた崎山くんには感謝しかない。これからもどうかのびのびと、自由に音楽活動を楽しんでほしい。
それでも世界が続くなら『変声期』
泣いた。
私は基本的に音楽を聴いて涙を流すということはあまりないのだが、そんな私が泣いた。
生や死について、たくさん考えてしまう私たちのために書かれた曲。
私たちの生を強く肯定してくれる、最高のロックナンバーだ。