はじめての失恋の味は”ビター”【3年付き合った初彼との別れ2】

彼と別れて2か月。
さすがに別れて数日間は何もする気が起きず、ただひたすら失恋ソングを聞きまくっていた。超食欲旺盛タイプなのに、この期間は一日二食しか食べず、人との会話も避け、ただひたすら部屋で泣いていた。
でも、このままではだめだと感じ、外に出てなるべくいつも通りの学生生活を送っていたら、日々の多忙さと過ぎていった時間が私の失恋ダメージを軽減させていった。
結果、なんと!初失恋なのに、一週間足らずで完全復活を果たしたのだ(笑)

その後は、独身をひたすら謳歌していた。
別れてから元カレには、一切連絡しなかった。
元カレ以外の男友達と二人で会ったり、親友に会ってだべったり、趣味を充実させたり、勉学に励んだり。
彼氏がいたときにはできなかったことが、3年ぶりにできるようになったという新鮮な気持ちで最初は慣れなかった。それでも、身軽な独身生活に充実感を感じていた。

そんなある日。
研究発表前で、日曜日に一人研究を進めながら、Youtubeの再生リストを何気なく聞いていた。
そしたら、突然この曲がかかった。

「そんなbitterな話」/Vaundy

そう、この曲は私が失恋してから数日間飽きるほど聞いていた曲だった。
曲調や歌詞の内容が私と元カレの3年間そのものだった。ほろ苦いけど、どこか甘くて忘れられない元カレとの思い出が蘇ってきた。
(お互い好きなのに別れなければならない苦い恋愛をしたことがある方はぜひ聞いてほしい)
この曲を研究進めながら、聞いていたら無意識に涙があふれ、気づいたら広い研究室で休日に一人、私は号泣してしまった。

更に、この動画の概要欄を見てみると、MV監督の堀田英仁さんが以下のような言葉を残していた。

かのチャールズ・チャップリンが言った「人生は近くで見ると悲劇だが、 遠くから見れば喜劇である。」という言葉は、どちらも比べることができるからこそ成り立つのです。辛い時は、俯瞰して考えた方が気持ちが少し晴れたりするし、相手からの視点から考えてみたりすることも。

「そんなbitterな話」YouTube概要欄より


「同じ人生でも見方が変われば、悲劇であり喜劇である。」

ぐさり、と刺さった。
確かに、失恋してすぐの私は「私は悲劇のヒロインだ!!!」と強く思っていたが(笑)、今同じ曲を聴くと苦さの中に甘さを感じるようになった。つまり、悲劇であり喜劇である、ということが理解できるまでになった。
そう、振り返りながらまたこの曲を聴くと、たった2か月で変わりゆく自分になんだか少し悲しくなってまた涙が溢れた。

ここ2カ月、もしかすると無意識のうちに無理して元カレを忘れようとしていた部分はあったのかもしれない。が、無理して忘れようとせず、自分のペースで過去を俯瞰してみて元カレとの思い出が甘い思い出として感じられるようになりたい。そう思った。

皆さんは、ご自身の恋愛を体現した曲はあるのだろうか?
もしあれば、教えて頂きたい。

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P.S 
前回書いた「好き同士なのに別れるということ【3年付き合った初彼との別れ】」が想像以上に反響があり、同じような経験をされた方・共感してくれる方から素敵なコメントまでいただき、一人じゃないんだと前向きな気持ちになれました。皆さん、ありがとうございます☺

また、思うことがあったので、今回も筆を走らせています。
まだ、前記事を読まれていない方は、ぜひ読んでいただき、ご自身の実体験や恋愛観と照らし合わせ、楽しんでいただけたらと。

では、また。

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