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知識量と点と線

その人の知識を測るには何を見るべきかという話。

知識とはただインプットするだけではダメで、それをいかに自分の中に落とし込んで活用できるかによってその人の知識の広がりと深さが変わってくる。

知識の広がりと深さを持たせる過程はこうだ、
まずAという事実を覚える。
次にBという事実も覚える。
そして、AとBの相関関係を知り、Cという発見を得る。
つまり、それぞれ別の点と点であった、AとBという事実に対して線を引くことで新たにCという発見を生み出す。
これが知識の広がりであり、より深い知見を得るということだ。

これを日常的にできている人は明らかに人とは違う。
ひとつの事象に対してあらゆる角度の視点から自分の持つ様々な情報を組み合わせてひとつの見解を出すことができる。

これはそもそもの情報量が足りなければ、その事象に対して何かを思考することすらできないし、情報が沢山あったとしても、それら全てを線として繋いでいく作業ができなければ自分の考えとして意見することもできない。

だから本当に知識のある人というのは、あらゆる情報を点と点を線でつなぐようにまとめ上げ、それを言語化してよどみなく表現できる人の事をいう。
なので相手の知識を測る際には、ある偏ったスポットの知識だけを聴くのではなく、あらゆる見方のできる事象について語ってもらうと判断しやすいと思うのだ。

そんなわけで、私もそんな素晴らしい人になれるよう、インプットとアウトプットをこれからも心がけていきたい。

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