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奈良散歩 16

奈良在住の私が訪れた所を紹介します。
今回は、世界文化遺産の一要素になっている春日山原始林を歩きました。

破石町バス停でバスを降り、1km程歩くと春日奥山遊歩道入口と東海自然歩道とに分かれる分岐点に着きます。今回は、東海自然歩道を歩きました。
山道は、険しくもなく歩きやすいですが、石などの上を歩くため、スニーカーではなくトリッキングシューズがおすすめです。

左に行くと春日奥山遊歩道、右に行くと東海自然歩道
歩きやすい登り坂が続きます

30分くらい歩くと「夕日観音↑」の立て札があり、上を見上げると少し分かりにくいですが、夕日観音があります(夕日に映えるので夕日観音と言われています)。もうしばらく登ると今度は朝日観音が見えます。

「夕日観音↑」の立て札
夕日観音
朝日観音

首切り地蔵休憩所でお昼を食べてから地獄谷石窟仏と春日山石窟仏を見に行きました。このルートは、数多くの石仏が見れます。

首切り地蔵
春日山石窟仏

大原橋の手前に「春日山原始林」と書かれた世界遺産記念石碑があり、大原橋を渡り進んで左に行くと鶯の滝に出ます。滝に向かって右側にある橋を渡り少し険しい山道を歩きます。ここが今回の最大の難所です。これを登ると春日奥山道路に戻ります。

鶯の滝
鶯の滝の滝壺

春日奥山道路に戻り20分ほど歩くと若草山の頂上に出ます。若草山は、山の形状が笠を三重に重なっているように見えることから別名三笠山と呼ばれています。頂上には、「三重目」の表示があり、鹿もいます。

若草山の頂上の三重目の表示
山頂に鹿がいました

若草山の頂上から150円を払って北ゲートに降りました。一重目からの下り階段は足に堪え、北ゲートに着いた時はホットしました。昼食も含めて約4時間の山歩きでした。

気持ちのよい芝生の斜面
北ゲートに向かう下り階段。左に芝生の斜面が広がります。

※平日に歩きましたが、道中に会ったのは、ほとんどが外国人でした。彼らの「Discover Japan」への積極さを私たち日本人は見倣って日本の良さを再発見すべきと思いました。

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