猿の群れ
今週は学校が終わるのが早いのだが、息子は来月半ばに行われる学年行事に向けての準備で連日帰りが遅く、昨日はピアノ教室へ学校から直接行った。
帰りは迎えに行ったが、ちょうどその頃、ピアノ教室の近くに猿の群れがいたので、車で迎えに行ってよかった。
まず電線を渡る猿を発見、車で道路に出ようとしたら、数匹の猿が道路を横断していた。
もう暗くなってきて見えにくくなっているし、用心しながらそろりそろりと道路へ出て、猿も人も車道にいないことを確認してから進んだ。
今月はじめ頃に私達の家の近くにいた猿の群れと同じだろうか。
そのときは、子どもを抱えた(子どもがしがみついていた)猿も2組見た。
ここ最近、息子の通う中学校の敷地内にいるとの情報があったり、付近で目撃情報があるので、ずっとこの近くで食べ物を探しているのだろう。
この辺りは畑などはなく、住宅ばかり。
柿や蜜柑などの木を植えてある家が多いので来るのだと思うが(学校にも柿の木があるそうだ)、それだけ山に食べ物がないということか。
猿たちは人間がいてもあまり気にしていない様子で、襲われたという情報は、いまのところ、ない。
猿はどう思っているのだろう。
「あの辺りは食べ物があるけど人間がたくさんいる」というのはわかって来ているのだろうが。
中学校からは、「猿がいても刺激しないようにして、気をつけて登校するように」という連絡があり、気にしながらではあるが、普段通り友達と歩いて登下校しているが、息子によると、最近登校時に小学生を見かけないというので、小学校では保護者による送迎を推奨しているのかもしれない。
息子が
「熊の親子がいるのと猿の群れだったらどっちがいい?」
などと言う。
熊は大きいし襲われたら大怪我しそう。怖いし。
ずっといるみたいだけど危害を加えられていないから、猿の方がいいかな。
近くで見る猿は、ふわっところっとしていてかわいいなと思ってしまうが、野生動物なので、知らずに刺激して襲われないように気をつけないと、と思う。
外に出るときは、「猿がいるかもしれない」と思って用心するようにしよう。
今後、野生動物を身近な所で見かけることが当たり前になってしまうのだろうか…。