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ジョージアワインパーティ at やどり葉 20241207

ひょんなことからジョージアワインの輸入販売を手掛ける事になった、クヴェヴリ エミさんがワインバーのやどり葉でイベントを開催との事で参加して来ました。

ジョージアフェス繋がりとか、エミさんの人脈、葡蔵人・やどり葉界隈と多くの方々、終盤は中野のワインバーの旅の連れのせなさんも中抜けでわざわざいらっしゃり短い時間でしたがご一緒できました。

ミニチュアのクヴェヴリ、ジョージアの伝統的なワインづくりでは人が入れる大きなサイズの素焼きの壺、甕を地面に埋めて醸造や熟成に使います。


やや出遅れしつつ六本木のやどり葉に着くと7〜8名くらいの方々が既にいらっしゃり賑やか、ロゼのペットナットは人気のようですので敢えて他の方に譲る形で未飲ですが、それ以外をお勧めされた香りや味わいが優しめな順にいただいて参ります。


グヴァンツァ ペットナット 白

売り切れ後の泡、優しい色彩のロゼみたいだったよう

このペットナットの泡は飲まれた方によると、爽やかでとっても飲みやすい味と香りだったそう。

テフザ チヌリ2021

グラスの中は明るいオレンジとアンバーの中間くらい

比較的明るいオレンジは見た目は甲州の醸しみたい、柑橘、ふくよかさは甘味の少しある夏みかん系のイメージで優しく飲みやすい味わいでした。

アナペア ヒフヴィ2019

輝きのあるアンバーは素敵

しっかり目なアンバーは見た目だけならウィスキーや烏龍茶のような色彩、クリアに清澄、杏、サワーチェリーぽい香り、口に含むと華やかさもある杏感がやはりしっかり、タンニンはあるけど飲みやすい。個人的にはこの日いただいた中のベスト。

アルチル アンバーブレンド2019

こちらも輝きある色彩

ルカツィテリ+ムツヴァネ 色彩はヒフヴィよりはやや明るいオレンジ寄りのアンバー、やや酒粕感あるも素直な酒質でタンニンは中くらい、ナッツ類やバドリジャーニとバッチリ。

グヴァンツァ オツハヌリ サペレ2021

オツハヌリ サペレが品種名

少し出汁感あるが酸味の出方が気持ちいい。タンニンは割と後からはっきりわかる、肉類やスパイシーな料理と合いそう。

アルチル サペラヴィ2018

濃い色彩が特徴
本場のサペラヴィはやっぱり凄い

しっかり目なルビー、タンニンはきちんとありつつタイトな甘味が生産者さんのつくりかたによるものか。最初は海苔感があったらしいですが、はっきりメリハリある口当たりが気持ちいい。

バドリジャーニ

上に散らされたザクロが本場のスタイルらしい

薄切り茄子をソテーしたものでフメリスネリ(胡桃を使った香辛料効いたペースト でいいのかな?)を巻いて、スパイスがかなりしっかりしてタンニンがあるワインと合う
と思います。

ハチャプリ

売り切れと思ったら残っていた、、、

いわゆるチーズ入りパン、レンジ加熱して女性を中心に人気でした。何故か目玉焼きみたいな見た目のものだけが有名ですが、様々なスタイルがあるみたいです。

雑感

先に開催された安ワイン道場師範宅の会と異なるのは、集まった方々がワインマニアばかりではなかった事で、受け手の経験値がバラバラだったこと。それでもワイン自体の香りや味わいの素直さや食事との適合はなかなかのようで、ストレートに好意的な感想が沢山聞けました。

おそらくはワイン全体に対する解像度の高いエミさんのセレクトが良いフィルターとなって、オレンジ・アンバーワインにおいても過剰なナチュール路線でなく、単体でも食事と合わせてもバランスのとれた品質だったのだと思います。

色々と混乱の多い国際情勢ですが、各国のワインも国際色豊かな食事も、各種の文化も笑顔で楽しく触れられる世の中が続いて欲しいと感じます。

エミさんのジョージア🇬🇪ワイン


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