3年目の勝沼ぶどう郷ツアーはポッキーとプリッツの日 20241110-1111
3年目の勝沼は相方の仕事の都合で土日でなく日月開催、しかも前日夕方の石和温泉着にならざるおえなかったので、朝食付きのみなリーズナブルプランがあった温泉ホテルの花いさわさんにチェックインしたら荷物を置いて、近所の居酒屋さん食彩酒房 月のうさぎさんに行って軽く飲んでのんびり。
宿に戻って温泉でゆっくりあったまってから早めに消灯、翌日に備えるパターンにしました。
ワイナリー訪問日はポッキーとプリッツの日
今回はグレイスさんが一番の目標だったので最初に訪問する計画、ワイナリーの営業開始時間を調べたら、朝9:00開始との事だったので、宿は石和温泉駅に比較的近いところを選択、朝食を7:00、チェックアウト8:00目標として勝沼ぶどう郷駅に8:46着、タクシーで行って開店直後になだれ込む(物騒)作戦です。
8:50
勝沼ぶどう郷駅で不用な荷物をロッカーへ、駅前にはタクシーが複数台止まっていましたのでほぼ予定通り一番乗りに成功し試飲開始です。
9:05
中央葡萄酒 グレイスワインさん
グレイス(広域) 最初はそっけなくも、落ち着き後果実味しっかり、朗らかな食中ワインとしてはこれで充分にというかかなりの高品質。
菱山畑 最初酒粕が少しも消えたら鋭利な刃物で削り出したような、良く磨かれた高級な日本酒をイメージする透明感はさすが。
茅ヶ岳 カチッとした端正な雰囲気から、しっかり目な果実味、おそらくは2023VTの充実した酸度、糖度の恩恵を最もわかりやすくはっきり感じられたのはこちら。
プライベートリザーブ 鳥居平畑 樽香の裏方感絶妙、華やかさと果実味の美しさは随一、ワイン会なんかで埋没せずに輝きを放つ陽なタイプ。
ロゼ まるでMBAのようなチャーミングな香りなのにクリアな酸味、強過ぎずも飲みごたえのあるのは素敵。
ロゼはたぶん後日東京でも出会えそうなので、菱山畑と茅ヶ岳という畑違いの2本をセレクト、相方は鳥居平畑の樽熟成と菱山畑とこの日買える中では上の2本、次の機会があったら赤も試したいところです。
昨年伺って新酒を中心に楽しくいただけた白百合ロリアンさんは外せないという事で徒歩移動。
10:25
白百合 ロリアンさん
MBA2024 大人のファンタ、これはこれでかわいいし楽しくいただけました。
甲州2024 夏にキンキンに冷やして飲みたいクリアさ、他で買わないなら候補になり得る美味しさ。
MBA2023 かわいさに滑らかさ追加、新酒にはない落ち着きもあって納得。
MBA2023樽熟成 アメリカンオークと上手く合ってリッチな味わい、やはりMBAと樽熟成は相性がいいと感じます。
甲州2023 果実味しっかり、少し酒粕感が残念でなかなか消えなかった。苦手感ない方には余裕の良品。
甲州2023 フレンチオーク 最初樽香爆弾になってからの時間をおくと少し落ち着いた、樽シャルドネの世界に近いイメージ。
やはりMBA23の充実感に惚れて複数本セレクトで別送。
試飲販売施設の前の棚のMBA是非食べて見て下さいとの事でしたので、数粒いただきましたがホント美味しいですね。満足しつつ徒歩移動、この辺りで晴れて気温も上昇して気持ちいい晴れに。
11:40
MGVsさん
K131 バランス良くスッキリした上品な甲州、尚価格も立派。
K136 甲州にオークチップでバランスちょい悪、ステンレスタンクとオークチップの組み合わせはなかなか難易度高いのでは?
B521 ロゼ みずみずしいフレッシュさと良い口当りでこのVT でもロゼは秀逸、やはり美味しい。
B153 MBAをかなりリッチに仕上げてあるがちょい難解で、肩に力を入れすぎかと思うも時間経つと良い感じに、尚こちらも価格が立派。
あいにくワイナリーさんは昼休みに入ってしまったし、もしロゼのVT違いで繰り返し買うなら東京でも入手難易度は低いので購入は見送りに、のんびりしながら相談して新田商店さんを体験する事にして徒歩移動開始。
12:30
途中でハーブ園なんかをちょい寄り道しながらたっぷり歩いて到着。
13:00
新田商店さん
ウォークインセラーを自由に見て大丈夫との事で入室、メインの山梨県だけでなく北海道や長野県なんかのボトル、そして山梨県の葡萄を使った葡蔵人さんのボトルもありましたね、噂通り日本ワインに詳しい方々にとってはパラダイス。
ワインサーバの3コインで1,000円の有料サービスを利用して遊ばせていただきました。(画像は肝心の場所に幽霊のような自分が反射で映り込むという問題があったので省略します 笑)。
共栄堂 確かにナチュラルなつくり、個人的にはまずまずもやはり好きな人向けか?
7c 甲州2023 樽熟成のバランスがとても良く、好みに刺さったので2023を探していただいて購入決定。
ダイアモンド酒造 MBA しっかり目な口当たりはまあまあ良かったけれど、今年の春にいただいた茅ヶ岳や久住さんと比較すると値段で躊躇な5.5k
くらむぼんさん、イケダワイナリーさんは外せないとの相方の要望もあり、タクシーで移動約2kくらい、北へ南へとまあ今回は移動にロスが多く苦笑。
14:10
くらむぼんさん
マシン内は新酒や甘口、昨年購入したTの気まぐれ、甘口と新酒の蟹がチャーミングだった。今回は2023VT狙いで試飲無しもN甲州とロゼの2本セレクト。相方は確かNのMBAだったかな?
14:40
イケダワイナリーさん
今回は無料試飲増えて4種という太っ腹(ひょっとしたら混雑する日曜日とかは少なめになるのかも)、辛口甲州は鉄板と見て、やや甘口の甲州、ロゼや赤を中心に確認、看板犬ちゃんの写真撮らせてもらったり和やかに、相方と複数本ずつセレクトして別送で(買い過ぎぃぃぃ)。
この時点で既に昼食難民決定、今回はビュッフェ方式の朝食でたっぷり食べていたせいもあって、空腹感もあまり無くまあいいかってなっていました。時間調整を兼ねて諸所確認のためにタクシー2.4kでぶどうの丘へ。
ぶどうの丘さん
15:20
一杯ずつ試してめぼしいものはなかったのですが、のんびりしていたら割と時間がタイトに。翌日の事もありますから帰りは楽をしたい、勝沼ぶどう郷駅に唯一止まる16:30の特急に間に合わせるよう、以前も通った葡萄畑の間をやや早歩きしてロッカーの荷物を回収して5分前にホームへ。
雑感
ワインしか買っていませんが良い一日となりました、いくらか経験値が上がっても、勝沼エリアの攻略はなかなか奥が深いですね。塩山エリアまでカバーするのはさらに大変でしょう。
大善寺さんにお参りしたり、マンズワイン、グランポレール、メルシャンといった大手さんや、ワイナリーさんが経営するレストランで優雅なペアリングランチなんていう楽しみ方の切り口もありますし、ややマニアックにワイン村で小規模生産者さんを掘り下げる事も楽しそうです。楽しみ方は行かれる方々それぞれに、ぜひまた次の機会に!
過去の訪問記事