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ちゃんと肌にいい化粧品を使っていますか?

肌に負担をかけないようにするために石けんやアミノ酸系の合成界面活性剤を使ったシャンプーや洗剤がおすすめだとお伝えしました。

今回は化粧品についてです。

化粧品もシャンプーや洗剤と同様に合成界面活性剤が入っていないものを使うのがおすすめです👌

合成界面活性剤が入っていない化粧品にはちゃんと「合成界面活性剤不使用・石油系界面活性剤は配合していないなどと書かれている」ので確認してみてください!

また、合成界面活性剤は石けんよりも肌に残りやすく浸透しやすいです。

なので、合成界面活性剤が入っている洗顔やクレンジングを使う際は、肌に残さないように「できるだけ早く洗い流す」ことが大事です。

肌や環境への負担を減らす方法の1つ目が「刺激の強い合成界面活性剤が入っていないものを使う」でしたが、2つ目は…「クレンジングや洗顔をし過ぎない」です。

2. クレンジングや洗顔をし過ぎない

汚れや化粧品を落とすためにゴシゴシと強く洗顔していませんか?

ゴシゴシと擦って洗顔をしてしまうと「皮膚膜の水分と油のバランスが悪くなり肌にダメージ」を与えてしまいます😱

なので、肌に優しいクレンジングや洗顔料に置き換えることが大切です。

また、クレンジングを使わずに石けんを使ってメイクを落とすのも1つの手です。

石けんにも界面活性剤は含まれていますが、皮脂膜を壊しません。

他にも、洗顔後は肌を潤すために「化粧水」をし、その水分が蒸発しないようにすぐに「クリームで保湿する」のが大切です。

ちなみに、良い肌を保つには「いい脂質を摂る」ことも大事です。

肌を強化するためにおすすめなのは脂質の一つである必須脂肪酸 (オメガ3脂肪酸・オメガ6脂肪酸・オメガ9脂肪酸) です。

必須脂肪酸が不足すると「乾燥肌・皮膚の炎症・シミやシワ・髪のパサつきなどにつながる可能性」があります。

必須脂肪酸は「魚油・エゴマ油・オリーブオイル・米油など」に含まれています。

積極的に摂るようにしてみてください!

次回は肌や環境への負担を減らす方法の3つ目をお伝えします!



参考:近藤行成「界面活性剤の定義と種類」
齋藤勝裕「よくわかる最新界面活性剤の基本と仕組み」
齋藤俊和「界面活性剤の基礎ーセッケンと合成洗剤ー」
守口徹「眠れなくなるほど面白い脂質の話」日本文芸社
森田隼人『挑戦「無添加を科学する」〜人と自然により優しく〜』
山下裕司「化粧品分野における界面活性剤の新展開」

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