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コレステロールは◯に多く存在する
人の体のなかでコレステロールが一番多い場所はどこかご存じですか?
実は…
「脳と神経」なんです。
「コレステロールの4分の1が脳の神経細胞に存在」しています。
コレステロールは情報を伝えるスピードと関わっていて、不足すると脳の機能も低下します。
つまり、コレステロールの値が低い人は、受け答えや動作が遅くなってしまうのです。
#若い人でもコレステロール値が低い人は遅い傾向があると言われています
逆にコレステロール値が高いと (総コレステロール値が200mg/dL以上)、「子供は成績がいい傾向があり、大人でも頭の回転が速い人が多い」です。
また、値が高い人の方が「長生きでき、認知症になりにくい」と言われています。
脳のためにも総コレステロール値が「200mg/dL以上になるのが理想」です。
ちなみに健康診断の総コレステロールの基準値は140〜199mg/dLですが、最近は基準値が廃止されたり、新しく別の基準でコレステロールの状態を診たりしています。
そんな脳や神経組織などに大切なコレステロールは主に5種類のかたちで血液中を流れているのですが、その中でも聞いたことがあるであろう「悪玉コレステロール」と「善玉コレステロール」について次回お伝えします!
厚生労働省/e-ヘルスネット「コレステロール」
平石貴久「健康の常識2」講談社
溝口 徹『「脳の栄養不足」が老化を早める!』青春出版社
三石巌『医学常識はウソだらけ 分子生物学が明かす「生命の法則」』祥伝社黄金文庫
山梨義英「脂溶性物質の体内動態制御機構の解明とその理解に基づくトランスレーショナルリサーチ」