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ヨーグルトメーカーtakistar TA-YG6Bで温泉玉子を作る! スクチャイDIY日記020 2024.12.04


<序> 温泉玉子を作った

ヨーグルトメーカーtakistar TA-YG6Bで高品質な温泉玉子を作ったので報告する。

1.takistar TA-YG6Bを購入

Amazonで送料込3,808円でヨーグルトメーカーtakistar TA-YG6Bを買った
(2024/12/01のブラックフライデー価格)

ブラックフライデーの商品を何気に見ていてこの機械を発見したというほとんど衝動買いに近かったが、3,808円と安いし日本のメーカーでもあってレビューも良かったのだ。

なお、温泉玉子を作るために買ったのではなくて、甘酒、納豆、味噌、その他諸々の発酵食品に挑戦してみようと一念発起したのだ。(陰の声:買った方が早インパラ)

これまでタネ菌にもお金をかけずにしかも室温放置というずぼらなやりかたでおいしいヨーグルトを作って喜んでいたが(リンク)、3,808円と高くはない金額にしてもついにお金を出してしまったことになる。

忸怩たるものがあったが、40度なり45度なり60度なり65度なりを1度単位で設定出来、1時間単位で最長99時間も保温してくれるとなるとここは機械に頼った方がいいということで妥協したのだ。

もしかするとヒヨコも孵すことができるかもしれない。
38℃で21日間のつきっきりの介護、いやお世話になるだろうが。

そういえば新型コロナで寝ている人にニワトリの有精卵を抱いてもらえばいいと考えたことを白状する。
21日間も熱が出てないだろうし非現実ではあるが。(余談)

2.takistar TA-YG6Bの緒言

容量
仕様と別売品

ヨーグルトメーカーtakistar TA-YG6Bの緒言は次の通り。

●温度設定:25-69度の間で1度単位
●時間設定:30分、1-99時間の間は1時間単位
●容量:一辺8.5cmの膨らんだ正方形。中央部幅10cm。対角11.8cm。
(下部は測れないがほんの少し窄まっているかもしれない)

以下、説明。

●温度設定:25-69度の間で1度単位
この機械は価格から考えても精巧な実験器具ではないため、温度設定はあくまで目安と見ておいた方がいいだろう。機械の個性を把握して実際の温度との乖離分を適宜調整して使っていけばよさそうだ。

●時間設定:30分、1-99時間の間は1時間単位

●容量:一辺が8.5cmの膨らんだ正方形で中央部の幅は10cm。対角は約11.8cm。つまり直径10cmの円柱で高さ最大17.cm(蛇腹不使用)~23.5cm(蛇腹使用)が入ることになる。(写真参照)

断面は直径10cmの円柱が入る大きさでやや膨らんだ正方形。
高さは、蛇腹を使わない場合、付属の容器のサイズが最大で高さは約17.5cm
蛇腹を使う場合1,000mlの牛乳パックの高さ(約23.5cm)サイズが最大となる。

専用のプラ容器が付属しているが最大1,000mlの牛乳パックをそのまま入れられる設計になっている。
飛び出した頭の部分は蛇腹の蓋があり伸ばして蓋が出来る。
但し、1,000mlの牛乳パックを使ったときに蛇腹の伸びが甘く、さらに蛇腹の戻りの跳ね返し力のために蓋がきちんと閉まらないとのレビューを見かけた。
蛇腹は使っていくうちに伸びてくるのか、またはずっとそのままなのかは買ったばかりの吾輩には今のところわからないが、人によっては養生テープ(マスキングテープ)やガムテープで留めたりしているらしい。
さらに毛糸の帽子を被せるというレビューもあった。
機械に毛糸の帽子を被せるのは保温効果だけでなく見た感じもかわいくなっていいかもしれないと思った。

ちなみに吾輩は毛糸の靴下でもいいのではないかと思った。但しかわいくてきれいなのをね。(≧∇≦)

吾輩はまだ1,000mlパックを入れたときの蛇腹蓋の状態を見ていないので、これは後日行ったときにまた報告する。

なお、仕様によると入力電源はAC100Vのみなので電圧が違う海外では使えない。
現地の240Vや210Vなどから100Vへの降圧する30Wの機器が使用可能な変圧器を持参する必要がある。
小ぶりの機械なので持って行けば駐在など長期滞在の海外で納豆などを作って楽しめそうだが変圧器の荷物が増えてしまうのはちょっと残念だ。

その他の仕様は写真やメーカーサイトをご参照。

3.付属品

付属品
レシピブックと説明書

●付属品:
専用容器:半透明のプラ製。直径約9.8cm(上部蓋)直径約8.2cm(底部)
マドラー兼用さじ:長さ24cm。さじの容量は不明。
計量カップ:目盛り10-50ml、10ml単位付き。最大65mlほどは入るだろう。
牛乳パックの蓋留め。

いずれも熱湯をかけての消毒が可能なので100℃の耐熱性はありそうだ。
但し、煮沸すると変形する恐れがあるので煮沸しないようにとのことだ。

以上の付属品だが、Amazonのサイトにはレシピブックを含む付属品すべてで2,000円相当と書いてある。
すると3,808円で買った吾輩の場合、機械が1,808円!?

ほんまかいな?(≧∇≦)

4.温泉玉子を作ってみる

不本意だが、温泉玉子を作ってみる。

不本意というのは、わざわざ温泉玉子を作るためにこの機械を買ったのではないからだ。

温泉玉子など、生卵を入れたきつねどん兵衛の空きカップに熱湯を入れてそのまま蓋をしてほったらかしだけで出来るのだ。
つまりタダでできるのにわざわざ3,808円もかけてしかも電気エネルギーで保温して・・・なんかせえへんっちゅーねん!(≧∇≦)

この機械を買ったのはいろいろなものを発酵させたいためなのである。

4.1.生卵を仕込む

温泉玉子を仕込んだ図

説明書通りに生卵を専用容器に入れてから沸騰(寸前)のお湯を注ぎ機械に入れ、マニュアル設定で温度65℃、時間30分に設定した。

なあに、玉子は65℃一定で15分も温めれば温泉玉子ができるのだ。

しかし、冷蔵庫から出したての玉子だったこともあり、さらに機械の特性をまだ知らないので、まあ30分間仕掛けてみようということだ。

4.2.玉子を取り出す

専用容器を取り出した

最初なので2個だけやってみた。

65℃というのは当然お風呂より熱いので、手に持つと熱い。

あたりまえだのクラッカーだ。

指先を温泉玉子にしてどうする。
気を付けねばならない。

熱い玉子を取り出した

まるでナガノのくま軍団が玉子を産んだかのようだ。(≧∇≦)

4.3.温泉玉子が出来ていた

温泉玉子が出来ていた

ど~ですか。

割ってみると見事な温泉玉子が出来ていた。

黄身の具合も形がまあるいままでトロ~リとしていて理想的な温泉玉子の状態だった。

機械はきちんと65℃で保温してくれたのだろう。

そうなれば出来て当たり前だ。

但し、何度も言うが、吾輩は温泉玉子を作るためにこの機械を買ったのではない。

不本意ながら温泉玉子を作ってしまっただけなのだ。

4.4.買った方が早インパラ

買った方が早インパラ

読者の中には、写真の2頭のように「買った方が早インパラ」と言いたい人もいるだろう。

実は吾輩もその一人だ。

スーパーマーケットでは温泉玉子が4個で108円で売っているのだ。
しかもご親切におタレも4個分付いているのだ。

5.まとめ

takistar TA-YG6Bを使って、まずは確実に温泉玉子ができた。

当たり前のことを当たり前にしただけで、機械の機能も当たり前なら当たり前の温泉玉子が当たり前に出来て当たり前だ。

しかし、機械も商売だ。
まじめに温度を一定に均一に保ってくれたのだろう。

きつねどん兵衛で作る温泉玉子は、じつは偏ってたり緩かったりするのが日常茶飯事だった。

均一に失敗なく作るにはこのような専用機を使った方が電気エネルギーを使う分質のいい温泉玉子を作れるわけだ。

だからと言って何度も言うが吾輩は温泉玉子を作るための機械として3,808円出したのではない。

あくまで今回は機械の機能を試してみるために不本意ながら温泉玉子を作ってしまったのだ。

今後のtakistar TA-YG6Bの活躍をまた報告したい。

(おわり)


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