Promises of Light (タイトルを英語にした理由も・・・)
ふみさんの詩「光の約束」に付けた歌のクラリネット・アレンジを制作しました。
タイトルは、Promises of Light です。
このDTMでは、Embertone のサンプリング音源を使いました。
Herring のソロクラリネットと、Concert D のピアノです。
このHerringは独特の癖がありまして、これでモーツァルトやブラームスのクラリネット・クィンテットを演らせたら、かなり違和感を感じるだろうと思うのですが、こういった雰囲気の曲には、よく合っているように思います。
原曲の歌は、2020年3月に制作しました。
こちら ↓ は、当時ふみさんに歌って頂いたものです。
この音源では、ふみさんの声域に合わせるため、上のクラリネット版よりもキーが二度高くなっています。
また、残響効果を多めにしてマスタリングしています。
久しぶりに聴きましたら、かなり残響が多めなので自分でも驚いたくらいなのですが、それによって、ふみさんの声質に合った幻想的な雰囲気が出せたのではないかと。
☆
さて、この歌は自分でもお気に入りの一つでして、英語の詩に訳してみようと考えています。
原詩作者のふみさんからのご了解は頂いています。
英語への翻訳と言うと、まず文法をちゃんとしなければと思うのですが、実は英語の詩では、文法の誤りは多少許されるらしいのです。
それが歌になると、ますます誤ってもいいらしい。(笑)
その根拠みたいな記事を見つけました。
ここに紹介されているビートルズの Love me do のように、韻を踏むための語順の入れ替えなら、ごく普通だと思うのですが、自動詞なのに目的語を伴ったりとかは、ネイティブじゃないとそのニュアンスはわからないでしょう。
ですので私としては、少なくとも文法はしっかりやりたいと思います。
そこで、翻訳案ができましたら、文芸翻訳もされるTokko先生に、文法と英語表現上の大きな誤りがないか見て頂くことにしました。
もう一つ、私が正しい英文にこだわる理由があります。
ふみさんの原詩を英語の詩的表現に翻訳できるか、というと私の力ではほとんど不可能。
ですので、詩的よりも文法的の方を優先したい、ということなのです。
とはいっても、一番優先するのは音楽的の方です。
音楽と言葉のリズムのマッチングですね。
これは大変重要です。
リズムをうまく合わせる工夫をしないと、そもそも英語の歌に聞こえないから。
ということで、詩的には程遠くても、少なくとも文法的にもリズム的にも英語の歌に聞こえるものを目指そうと思います。
出来上がりましたら英語ボカロのデモをアップしたいと思います。
よろしければ、またどうぞお聴きください。
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