お知らせとどうでもいい話と近況と
ご無沙汰してます。ヒロットヨンです。今回お知らせがあり久しぶりの投稿になります。
先に大事なお知らせからしときます。そのあとわりとどうでもいい話します。そしてどうでもいい話から近況になり私にとってどうでもよくない、大切な記録に変わります。
どうでもいいと書くと投げやりな感じもするので「ねえ、ちょっと聞いて」とどうでもいい話をしてくる友人の感覚で読んでください。聞いてもらえるだけで満たされるもんです。
大事なお知らせ
長編の漫画を描き始めて三年以上経つのですが伝書バトさんから電子書籍化する運びとなりました。
これまで描いてきた作品
・Voice of livingdead
・ハウス オブ ザ で
・コリアン ダーク シティ前編
・コリアン ダーク シティ後編
・未発表作品を含む短編集 Your Point
「シームレス」という大きいタイトルのくくりとして4冊、短編集一冊、計5冊、順々に電子書籍サイトで販売していきます。
去年に担当がついたり切れたりで一度立ち止まり長編の執筆は一旦お休みして「Your Point」というタイトルの読み切りを半年以上かけて描いていました。その時私は43歳でした。44歳の自分に贈る作品を描くことに着手しました。
どうでもいい話
今年44歳になり44という数字はゾロ目だなと思ってみました。その年おばあちゃんは101歳になってて101はゾロ目ではないな。
けど101は回文数だなと思ったりしてみました。
ということは44はゾロ目でもあるし回文数でもあるなと思ってみました。この44という回文数を回文数どうしの組み合わせて生み出す数字はなんだろうと考えてみました。
回文数+回文数=回文数
その回文数は22。22+22=44になるなと思ってみました。
44歳の私にとって22歳とはちょうど人生の半分前です。
22歳の時何があったか思い返してみると初めて漫画で賞をいただいた年齢
だったなと記憶が蘇ります。「ああ、頑張って漫画描いてたんだ」と。
44歳になって22歳の時を思い出す。44という回文数が記憶を呼び起こす仕組みになっていました。
なので44歳の自分に贈る作品を描きました。
88歳になった時、44歳の記憶が蘇ります。
もちろん生きていればの話ですが。
88歳の自分がクスクス笑ってるような想像を44歳の自分がするんです。
特に意味はないのですが、ちょっとだけ自分の未来をコントロールするようなただの数字遊びです。
未来は選択するものだと思ってたんですが、それだけじゃなくてコントロールしていくことだと最近になって思うようになってきたのかもしれません。少しづつ歳を重ねたせいかもしれません。
大切な記録
「Your Point」を描き終えた時、これで最後にするか、とまではいかずとも燃え尽きた感覚になりました。これからは細々と…粛々と…ちょっと違うかな。語感だけで言うと友人の言葉を借りて「ふらうら」な日々を送ればいいかと思っていました。
そんな時漫画原作者の星野茂樹さんからDMが届きました。
それが電子書籍化のお話でした。
過去、星野さんには何度か漫画をnoteで取り上げていただいてきました。
ここまで来たら一生擦ることを決意表明としてリンクを貼ります。
不思議なことに僕が燃え尽きてる時になぜか星野さんからこのようなお便りが届きます。今回はDMが届きました。電子書籍化のお誘いのお話をいただいた時zoomで何度かお話させてもらいましたが「見せてないのに僕が弱ってる時、必ず星野さんから連絡が来るんです、なんでですかね?」と聞いてみたんですが「そういうの出てる、出してる」とおっしゃったので無意識に出してるみたいです。無意識なんで仕方ないか…僕のせいではなく無意識のせいだと開き直ることにしました。
そのあと、漫画原作者の猪原賽さんと星野さんと三人でzoomで相談に乗ってもらったりしていました。猪原さんもnoteで僕の漫画を取り上げてくれました。
会議しながら今起こってるこれは一体なんなんだろうとずっと不思議に思っていました。
なぜここまでしてくれるんだろうかと。変ですよみんな…と思ったりもしてしまいます。
何度かどこかで書いたことですが応援してくれる人、読んでくれてる人へ自分は漫画を描くことでしか恩返しできないと言ってきました。その気持ちは今も変わらないしやはりそれしかできないと思っています。
しかし好き勝手に描いて本人でさえ面白いのか面白くないのかもわからないままずっと描いているのに、と思う自分がいます。
それでも読んでくれてる人達がいるから描き続けてるんだなと思っています。
改めてありがとうございます。
配信日の告知などは追々していきたいと思います。今後ともよろしくお願いします。
読み切りで大分寄り道したように感じますが結果無駄な時間ではなかったと。
お待たせしておりますがこのあと長編の方に戻ります。きちんと終止符を打たないといけないなと思います。