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アラフォー徒然草:人生打率3割でも名選手

40年近く生きていると、自己の高い理想でもなく、他人との比較でもなく、身の丈にあった考えが上手になってくる(気がする)。それを楽しんでしまおうというエッセイ。

ああ。今日も仕事がうまくいかなかった。最近あまり順調じゃない。はああとため息をついて、夜ご飯を食べる。気持ちの、切り替え、切り替え。別に仕事ができなかったからって、人生がダメなわけじゃない。そう言い聞かせて、お風呂に入る。お風呂を出て、ゆっくりできるようになって、やっと気持ちが切り換えられてきたかなと思いはじめる。

こんな日ありますよね。と言ってる自分の今日が、そんな日でした。そんなくじけそうな日に思い出すのが、イチローさんの言葉。3000本ヒットを打ったという時、打率三割とすると、その倍は悔しい思いをしている。誇れるとしたらそこじゃないか、というもの。

名選手として名をはせたイチローも失敗のほうが多い。そしてその失敗のほうこそ誇れるというのは、本当に努力を続けてきた人の実感の伴った言葉だなあと思う。

どんなに輝いて働いている人でも、全てがずっと順風満帆というわけではない。その裏には大変な事、大変だった事の方がが多いのだと思う。

そうじゃなくても、普通に仕事していくのだって、ふてくされず、続けていくというだけでも、本当に大したものだと思うのだ。

そう考えると、世の中にあふれている働いている人、みんなすごいな。まして定年まで働き切った人、それだけでも、ほんとすごい事をだと思うんです。あと20年くらいはまだ仕事する予定の自分は、諸先輩に感服しつつ、自分も、がんばり過ぎないように、がんばりますと思うのでした。




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