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視座を高める

皆さんこんにちは。
ライス(お米)大好き、下町生まれ、ライス下町です。
このnoteでは、私が普段考えていることをアウトプットしています。

今回は「視座を高める」です。
上司や先輩などに、なにかを提案することありますよね?
自分が絶対良いと思った内容が、意外にも採用されなかったり、納得されなかったり、することもあります。
なぜこんなことが起こってしまうのでしょうか?

それを解決する一つの方法が、「視座を高める」ことです。
私が営業をしていた時、提案の相手がクライアントの役員と言う事もありました。
担当者から事前に綿密に話を聞いて、それに合致した提案を先輩と一緒に作って、いざ提案!
役員の反応を見ると、
あれ?浮かない顔をしてる、、、
あれ?つまらなそう、、、
あれ?話しているところと全然違う資料を見ている、、、

結果はもちろん、不採用。
担当者の話をもとにして提案したのにどうして!?
担当者に詳しく話を聞いてみても、理由はわからないとの返事。

そんなとき、私の上司が指摘したのは、
「担当者の要望は叶えられてるかもしれないけど、
役員がなにを考えているかわかっていなかったのか?」
ということでした。

そこで振り返ると、
私はその役員に会うのは提案の時が初めてで、どんな人柄かも、なにを考えているのかも全くわかりませんでした。
その役員はいわば「決裁者」。その役員が採用/不採用の鍵を握っています。
つまり、担当者の意見や要望もありますが、その役員がどう思うかが一番重要だったのです。

このようなことはどの業界、どの企業、どの組織にもあることなのでは無いでしょうか?

この出来事の後から、私は出来るだけ上司や役員の目線、とりわけ決裁者の目線を意識するようになりました。
これが「高い視座」です。
まだ20代だった自分が、50代くらいの役員や決裁者の方の目線にたつのは、とても難しかったですが、
その視点をもつことで、目の前の担当者が言っていることを俯瞰して捉える事につながりました。
そして、この視点は、気にしていない人も大勢いることにも気づきました。つまり、これが出来ると、他の人とは違う事ができる様になります。

高い視点に気付く事は様々あり、
例えば担当者が課題に感じていることの背景には、会社の中期経営計画などがあり、それを短期的な目標にした時に課題であるとこがわかり、担当者が目先しか見ていない様子がわかってきたりします。
また、役員の目線で、担当者の成長を考えた時にどのように伴走したらより良いのかなどをわかる手がかりにもなります。

このような視点で活動する事で、ちょっとずつではありますが、私の提案が相手に伝わるようになり、受注につながる様になっていきました。

また、これを繰り返すことで自身が企業の役員レベルの思考をトレースする事にもつながりました。
より高い視座で、より深い思考をすることが出来る様になり、信頼度も得ることが出来る様になりました。

仕事だけに限らず、何をするにしても相手の背景や考えを考える事が重要です。
せっかくならば、それに加えて、より高い視点で捉えて、考える事で、
これまで見えてこなかったものが見えてくるのではないでしょうか?

ライス下町でした。
それでは、さよなライス👋

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