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【ネタバレ感想】カッコヨスギ代晶を観た【レヴュースタァライト エーデル Delight】

 スタリラキャラが動いとる!!Live2Dの可動域を超えて!!!!!

 いやーーーーーずっと楽しみにしてた舞台スタリラ。無事に幕が開いてくれてとにかく嬉しいです。現地で観劇できなかったのは残念でなりませんが……とにかく幕が開いてくれて……どうか最後まで無事でありますように……。

 というわけでネタバレ全開で感想吐き出したくなったのでnoteを利用することにしました。雪代晶!!!!!


書いた人

  • スタァライトは2018年のアニメから

  • 舞台は映像で追えるものは全部追ってる

  • スタリラはサービス初日からずっとやってる

  • 背が高くて気高い、かっけぇ女が好き

※演劇的な知識はゼロに等しいのでそういう観点の感想はほぼありません。ストーリーやキャラについて語ってます。

ストーリー感想

 よかった!!
 積み上げてきたこれまでの上で、歩んでいくこれからを見据えるようなお話でめちゃめちゃよかったです……。

 アニメでは劇場版で聖翔99期生が一つの到達点を見せてくれた後のタイミングで、アプリ4年目にして待望の初舞台。となるともしかしたらシークフェルトの集大成のような、燃え尽きるような後味になるのではという覚悟も若干していたのですが……むしろまだまだ幕は開いたばかりと言わんばかりの希望に満ちた話でほんとに嬉しい。

 いやまぁアプリの方でもシークフェルト新世代が登場する新章が控えているし、舞台も聖翔の新作が来年待っているという状況を思えば通過点的な話になるのは考えてみれば当たり前なのですが、それでもやっぱ劇場版の体験が強烈すぎて……。
 いや劇場版スタァライトはほんとに最高の大傑作映画なんですがそれはそれとして私の情緒にも耐久力というのがありますので……。

 様々な想いが絡み、新たな関係性も構築されて行く中、最終的には『晶、ミチル、文』というスタリラ本編以前に存在したシークフェルトの3人に収束するのが……いやもう最高~~~~~!!!!!!!

 個人的にはスタリラ初期にあの3人の設定知った時から「エッモ!!!」ってめっちゃ期待してたんですが、その後劇中でその辺の事情に踏み込まれるまでだいぶかかりましたよね!!?
 削劇編、無人島イベ、劇フェス編と経てようやく3者それぞれの心情がはっきり描かれて「ありがてぇ……」と思いつつも、体が供給に慣れていないので毎回「こんな供給はこれで最後かも……」と切実な思いで貪っていた所に今回の舞台!!!

 ほんっっっとに嬉しい。今回のドラマの肝である、雪代晶の異変とも言える振る舞い、その理由に夢大路文の存在があった事が。
 何も語らず一方的に去って行った友の存在、その後の動向が今も尚、『絶対王者』雪代晶の心をかき乱し、深い影を落とす存在として扱われている事が……。
 そりゃそうですよ同世代で最も身近な、唯一のライバルとも言える存在だったのだから舞台バカの雪代晶としては掛け替えの無い相手だったでしょうよ……。私は最初からわかってましたよ夢大路文って女はそれだけ多くの運命を狂わせてるんですよ……。

キャラ別感想

雪代晶

 ひぇぇ最高~~~~!!!意味わからんぐらい格好いい~~~~~~!!! いやほんとなんなんですかねあの人。なんでアレで格好いいのかよくわかんないけど格好いいんだもんな……。
 今回も例の王者のポーズやってくれて嬉しかったです。毎回やってくれ。それやって格好よくなるのあんただけだから。

「力尽くで我が道を行き、そのカリスマで多くの者を魅了する一方で敵も作りがち」という最初期からの設定を体現したような姿を舞台で観られて嬉しかったです。
 でも真意を知った後で見返すとあの露悪的な傲慢さが痛々しくもあり……そういう性格だよなほんと晶ってやつはよぉ……。

 報連相を全然しないで周りを振り回す絶対王者だいすき。

 エーデルのレヴュー、あの流れで結局晶が勝つの最高じゃないですか?
 上掛け落とされた舞台少女たちに囲まれながら、一人だけ万全のレヴュー服着てるの格好よすぎる……。

鳳ミチル

 舞台少女海外に行きがち!!!!
 そうですかあなたもですか……。絶対に幼馴染同士の別離描いてくるじゃんスタァライト……。

 晶を託す相手に小春を選んだのは、やっぱシークフェルトの王と騎士の関係を考えると後輩じゃダメってことなのかな……。
 いやそれにしてもスタァライト界でもわりとコミュ力下位争いしてる晶と小春を組み合わせる采配は中々のもんだなと思いました。せめて氷雨の方が……いえミチル様のご判断に異論などあろうはずもございませんが……。

 最初期にあった裏で手を引く大物黒幕感が嘘のように、素の一途な苦労人っぷりが炸裂しててかわいかったですね。晶が尖れば尖るほどフォローのために奔走する羽目になるミチル、あまりにも見慣れた光景すぎる。

 大人数の派手なレヴューの果てに晶とミチルの二人だけが生き残り、イチャついて決着というあの流れ、ほんと「お前ら……」って思いました。(ありがとうございます)

晶と並んだ時の身長差のシルエット完璧すぎでは??

リュウ・メイファン

 推しです!!!! 舞台で元気に飛び回る推しが拝める「少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The LIVE エーデル- Delight」とかいう舞台最高だな……。

 マジでぴょんぴょん飛び回ってて終始動きがうるさくて素晴らしかった。Live2Dの枠に収まってたメイファンはまだ大人しい方だったのかと新たな知見を得ました。自由に動ける身体を手に入れたメイファンってこんなにうるさいんだな……それでこそ入学当初に校庭で銅鑼鳴らしてた女だよ。

 シークフェルトで一番文との因縁が薄いキャラだし、本筋のドラマに深く踏み込める立ち位置ではないからこそああいう出番をいっぱいもらえたのかなと思うとそれはそれでありがたいですね。

推しよ、元気で在れ……。

鶴姫やちよ

 あの飄々とした得体の知れなさが無い!?
 すごく普通のお茶目高校生みたいじゃん……かわいいな……。2年生のやちよってこうなのかな……。

 やちよと栞ってスタリラ的にそう目立った組み合わせではありませんが、栞引き連れてなんやかんややってるの、やっぱり板についた空気があってよかったです。

夢大路栞

 文が登場するって事は姉妹の話もあるのかと思ったけど、文に心かき乱されるポジションは晶の方でしたね……。
 姉妹としてはわりと健全な関係を築けてるっぽかったし、劇フェス編を経た3年生時空は収まるべきところに収まった後ということなのかな。よかったね!!

柳小春

 上着を左肩にかけた白シャツスタイルめっっっちゃ好きです!!!!
 単純に白シャツ小春が格好よすぎて性癖にブッ刺さったのもありますが……。
 青嵐のレヴュー服も一応左肩に掛けるスタイルですが、上着をああするのは絶対聖翔を意識したアレですよね!?
 小春のあの、これまでに出会ったひとつひとつを大事に拾い上げて糧にしようと懸命に向き合ってる一途な性格がすごく表れててめっちゃ好きですね……。

 小春も理想が強いタイプだし、晶の振る舞いに異論はありまくるけど、それぞれの立場というものもあるし頭ごなしに否定はしたくない、それはそれとして湧き上がるこの感情の落としどころはどうすれば……みたいな!ね!!!
 戸惑いの中で自分なりに答えを出そうと必死に考えて不器用に頑張る姿、ほんとにどこまでも絶妙に『柳小春』すぎて……誰もが羨むクールな天才と周囲からは見られてるけど、その実 心中ではいつも全然余裕がない。そんな小春が大好きなので……。

 そういう誠実な向き合い方がミチルからも信頼されたのかな……。

穂波氷雨

 歌うっま!!!
 いや知ってましたけど……知っていたつもりでも、いざ新しい曲で歌声聴く度にうますぎて震えますね……マジでスポットライト浴びて歌声が響いた瞬間に全てを持っていく『力』を感じる。

 いやそれにしても『雪代晶のドラマ』において、氷雨がこんなにも重要キャラになるって予想できた人います?私はまったく予想外でした……。
 そもそもの前提として、あの雪代晶に対して氷雨がまっすぐな『親しみ』という感情を抱いてたことにビックリですよ。あの雪代晶が!?他校生から『畏怖』や『対抗心』以外の感情を向けられることあるんだ!!!?
 確かに青嵐BGでいいシーンあったけど、あそこからここまで心を近づけるの氷雨の人の好さを感じるな……。今回の氷雨ちゃんほんと「人の好い女の子」って感じでかわいかった。

 Rose Poems大好きなんで二部のライブパート期待してたんですが、まさかの晶と氷雨のデュエットとは予想外にもほどがある。最高でした。

南風涼

 小春と氷雨ほどは晶に関わるポジションではなかったけど、舞台観の独白をしっかり聴けたり、他校の色んなシーンに首突っ込んで賑やかしてたりと涼ちゃんの人柄が色々と感じられてよかったです。
 小春と氷雨にはないものをいっぱい持ってる涼がいるから、青嵐のあの空気は成立してるんだよなぁ。

 それにしてもBGの一件以来、他校の制服着たがりキャラが確立されてんの笑う。

夢大路文

 3年生の文ってこうなの!?劇フェス編のあのピリピリとした焦燥感はしっかり解消されたんだ!!!?
 いやなんか、成長した文に晶の方が置いて行かれるような構図になってる衝撃がすごいんですが……。そんな境地に辿り着いたのか……夢大路文。

 ところで青嵐BGで晶が氷雨に語りかけた時の「君にとって放っておけぬ大事な友なのだな」ってやつ、『晶これ文のこと思い浮かべてんな?』って誰もが思いましたよね?私も思いました。
 今回まさかのあのシーンの再現で、そのとき晶の中に過ぎっていたであろう想いが描写として補強されるのを観て、胸の中に何かが満たされるのを感じて……ありがとう……。

 っていうか今回こんだけキャラいて、レヴュー口上を言った唯二人のキャラが『晶と文』なの、"いい"ですね……。

シークフェルト中等部

 いや海辺みんくの強キャラ感すごいな……みんな言ってますが……。

 はやくレヴュー服姿が見たくてしょうがないんですが、まぁ流石に今回はまだ無いですよね。わかってたけどね!!あくまで顔見せ程度にとどまってたのは話としても綺麗に収まっててよかったと思います。

 最後のシーンの現エーデルとのペア、『晶&ステラ』『ミチル&詩呂』『やちよ&みんく』あたりは「ですよね……」って感じだけど『メイファン&良子』『栞&クイナ』はちょっと逆な感じしてたから意外と言えば意外だった。この辺にもなにか暗示があるのかな……。

アプリでの実装、シークフェルト新章と共に楽しみにしてます。

最後に

スタリラ舞台どんどんやってくれ!!!!!

 生演奏朗読劇も「めっちゃいいなぁ~~~」と思って拝んでたけど、やっぱがっつり新作舞台観せられると……もっと観たい……。

 いえ、もちろん定期開催されるという朗読劇も大変楽しみにしてますが……。舞台……観たい……。

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