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兄弟げんか勃発するとき・・・親の役割は?

先日の講座に参加いただいた保護者の方から
最後の質問タイムにいただいた質問です。

「子どもたちを見守る大切さは分かっているんですが、上の子がどうしても下の子の(勉強の)間違いなんかを指摘してすぐ喧嘩になってしまうんです。
そういうときはどうすればいいですか?」

とご質問いただきました。

あるあるですよね!
我が家もよくありました!😂

原因や内容は違えど兄弟げんかは
どこのおうちでもありますね^^

そんなとき、親としてできることはなんでしょう?


「お兄ちゃん!弟が嫌がってるでしょ、やめなさい!」
と止めたり叱ったりすることもできれば

「喧嘩するなら離れて勉強しなさい!」
と強制的に着地点をつくることもできますね。

でもここで、お互いの気持ちを汲み取りながら
少し後(数か月先や数年先)の兄弟の関係性を考えた関りをするとすれば


親は直接的に問題を解決しようとせず、
解決するためにどんな手段があるかを双方に提案する

のが望ましいのではないかな?と思います。
(文字にしちゃうと堅苦しいけど
例えばこんな感じ↓)

※お兄ちゃんが弟の間違いを指摘する
「そこまた間違えてるで~!そうじゃないで~!」

※弟、手が出る
「やめて!あっちいってー!」

※兄、やり返す

※弟、泣く
「ママ~~~~!泣」

※ママ、怒る
「お兄ちゃんもう放っておいてあげて!自分のことしなさい!」


こんなやりとりはお勉強でもゲームでも
ブロック遊びなどでも見られるのではないでしょうか?🥺


そこで意識していただきたいのは
親の役目は問題を解決することではないこと
●あくまで本人たちに任せ、「ママ~」と声がかかったら声をかけること


弟には
「お兄ちゃん手伝ってあげたかったんじゃない?
自分でするの?お兄ちゃんに手伝ってもらうの?
自分でできるんだよね、
お兄ちゃんに「自分でしたいから言わないでほしい」って伝えてみたら?」

と提案。

お兄ちゃんのほうには
「手伝ってあげようとしてくれたんだよね、
ママも答えいいたくなっちゃうのわかる~。
でも自分で考えたいのに誰かに答え言われちゃったらお兄ちゃんなら嫌な気持ちにならない?」
などと話してみる。


この双方への「提案、導き」の姿勢が
子どもたちの気持ちを相手に伝える練習になります。

もちろん、1回やってすぐに兄弟仲良し!
とはなりません。😂

うまく解決に導けるときもあれば
「もうママ知らない!自分たちでなんとかしろーーーー!」
と叫びたくなる時もあります😂😂

それでも、心のどこかに
「子どもたちで解決するためには?」
という気持ちをもっておくことで
ママの義務感もなくなり
子どもたちも
「ママが解決してくれるだろうから
すぐにママに頼ろう」という
姿勢も減っていきます。


兄弟げんかにおける親の役割は
解決ではなく提案と導き
なのかなと
わたしも我が家のちびっこ年子怪獣たちの
ケンカがおきるたびに思います😌


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