国語嫌い!文章読めない!そんな私が本好きになったのは、入院がきっかけでした。
私は活字が苦手でした。
国語も苦手。
国語のテストは、答えがあるようでないから私を悩ます。
だから、私は答えがひとつで明瞭な数学及び数字が大好きで理系への道へ進みました。
大学生の夏
自転車の振動でも頭、いや脳みそが揺れて頭痛がする。
安静にしとけば平気。
バイト終わりにお酒を飲む。
相変わらず頭痛はしたけど、アルコールで気にならなくなる
そんなことをしてるから遂に
日差しの強い8月に倒れました。
救急車で運ばれて、自分で体を動かせない、寒い、意識朦朧。
そんな中、背中に注射を刺された。
無抵抗な私。
白くて眩しい病院の手術室のような場所で、白衣とマスクを付けたお医者さん。
まるで、バイオハザードのワンシーンのようでした。
私は何を刺されたのかも分からない。
診断結果は、髄膜炎でした。
背中に刺したのは、脊髄液を検査するために。
それから入院生活の始まり。
髄液が動くと頭痛がするから、椅子に座れない。
横になっておくのが1番楽だった。
ご飯を食べるのも横になって口に入れてた。
テレビの音も頭に響く。
スマホは速度制限。
やること何も無い。
そんな時、友人が本を大量にくれました。
姉も本を貸してくれました。
あれだけ毛嫌いしていた本でしたが、1日中天井の穴を見たり、点滴の雫を見ていた私には選択肢はなく本を開きました。
すると、すごく読めるんです。
本の魅力に気づいていなかっただけなんだと思えました。
その時読んだのは、瀬戸まりこさんの何かとかがみの孤城とコンビニ人間。私が入院した時期はその時代。
子供の頃の苦手意識は一生では無いんだなと思いました。
それは、大人になってからも同じかもしれません。
私は、今までしてこなかった"本を読む"という時間を埋めるように本を読みました。
それからは、暇があれば「本を読もうかな」という選択肢が増えました。
これが私の本を読み始めたきっかけです。
髄膜炎になって良かったかも。
こんなにも私の人生を楽しくしてくれる【本を読む】ということに出逢えたから!
最後まで読んでくださりありがとうございます☺️
ほん好きと言っていますが、最後まで読み切れない相性の悪い本もあります。
そういう時は、「相性悪かったなあ」とか「今読むタイミングじゃなかったんだなあ」と思うようにしています。
最後まで本を読まなくてはいけない、そんなルールはありません。
自分が楽しく本を読めたら何年かかってもいいんです☺️
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またすぐに会いましょう~☺️
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