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食べなくなったあの子に手料理を

「お米食べたくない」と言い始めた一か月前。
少しのおかずしか食べなくなった。

外食は気分も変わって食べるかもと思い、よく外食に連れて行った。
その子が食べたい店に行けばいいと思った。

「何食べたい?」と聞くけれど、その子は、食べたいものが思い浮かばず困っている。

そこで、行ったことない店、新店を巡っていくことにした。
それでもその子はあまり食べない。一人前を完食することは無くなった。

確かに元気な自分でも、思っていた味と違ったとかくどすぎて無理やり食べていた。

美味しいものが食べたくて、元気に少しでもなって欲しくて外食しに来たのに、、、。

そうだ、作ればいいんだ。


ここから、僕の手料理が始まった。

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