「フリーランス」でなくて「個人商店」です
先日フリーになった友人とランチ。
「会社員時代は朝9時から夜まで働いて、この時間を自分のことに使えるならすごく仕事できそう!って思っていたの。
でもいざ会社を離れると、会社は決められた仕事を振られるから仕事が捗るのだということがよくわかった。
自分だけになると、どの仕事をどうするのか悩んだりして思っていたより、仕事全然進まない」
わかる、わかる!という話で盛り上がる。
そうそう、なってみないとわからないよね。
以前会社勤めの友人から「何時から何時まで仕事しているの?」という質問に私が『どこからどこまでが仕事かよくわからないねん』と答えていたのを、不思議な顔しながら聞いていた友人、今なら分かる!と。
この方向でやっていってよいのかな?
売上を上げるためにこのイベントにでるべきかな?それともイベント在庫作る時間を発信頑張った方が良いのか?
展示会にでて卸先を探すべきかな?これは卸価格で利益はでる価格設定かな?
資料を探しに本屋にいく時間は仕事?プライベート?
革屋さんに同業者である友人と一緒に行って、色々教えてもらうのはミーティング?プライベート?
家事の間に取引評価の返信をするのは仕事時間に入れて良いの?
自由というと自由だけど、自分で決めないと仕事もない。
その方向が合っていないと誰にも見向きされない。
ずっと頭の片隅に仕事が鎮座していて、それが普通の状態になっている。
そして常に自由と不安と責任がごっちゃまぜ。
何だか「フリーランス」って一時期の「ノマドワーカー」みたいなカッコいい言葉になりつつある印象だけど、私は「個人商店」だと思っている。
どういう風な方向で、どう働いていけばいいのか、個人でウンウン唸っているし、たまに楽しいこともあるし。
全然キラキラしていないし、カッコよくもない。
でもこの方向しか自分がいれないのも分かっているから、これでいく。
私はフリーランス☆でなく「個人商店」「個人事業主」とこれから意識して言葉を使うぞっ!と謎の決意を固めつつある最近です。