新築で買った家を1年経たずに区画整理でつぶされた話:はじめに

大阪府の門真市にある石原町、大倉町に家を買おうとお考えの方、
家を建てようとお考えの方、事業を始めようとお考えの方、

絶対にやめましょう。

令和10年(2028年)に区画整理が事業化される予定なので、
いま家を建てると2,3年経たずに強制立ち退きで潰されます。
市が事業としてやることなので、拒否できません。
立退き料、まともな補償金、精神的苦痛に伴う慰謝料、もらえません。

「それなら不動産会社が説明すべきなのでは?」
と思われるでしょうが、法律的には

「事業としてまだ認可されていないので、売買契約のときに
重要事項説明書に書かなくてよい。説明も必須ではない。」

つまり、不動産会社は知っていたとしても教えてくれません。
教えたら普通の人は買うのやめるからね。

「区画整理する予定なら、そもそも建築許可がおりないのでは?」
と思われるでしょうが、

「事業としてまだ認められていないので、許可しない理由がない」
つまり、建築許可が出てしまいます。
常人には理解しがたい理屈ですが、役所ってこういうもんです。

このように、「まだ事業として確定していないから」という理由で
市から建築許可がおりてしまいますし、不動産会社も説明する義務が
ないので説明しません。
何にも知らない私たち消費者だけが大きな損失を被ることになります。

いま、2025年から2028年の間に大阪府の門真市にある石原町、大倉町に
家を建てるとどうなるか。
こうなります。

1~3年後に夢のマイホームを潰される。
ろくな補償金は出ず、ローンは残ったまま。
仮にローンが返せても、家を建てるならまたローンを組み直し。
ローンが組めないなら家を建てられないから、この地区を離れるしかない。
地区を離れるなら引っ越し費用はすべて自分持ち。
新しい住居を労力と時間とお金を使って探す。
年齢によってはもう一生賃貸暮らしを強いられるかもしれません。
あるいは自己破産という可能性も見えてきます。

家を買うのは自己責任とは言いますが、ただ普通に家を買っただけで
ここまで人生を踏みにじられることまで想定すべきでしょうか?
不動産会社と市の両方が、不都合なことを隠していることに
「まったく非がない」と言えますか?
言える方は幸せな方なので、ご自由になさってください。
「これはヤバい」と思われる方の方が多いのではないでしょうか。

ということで、最初に戻りますが、

2025年から2028年くらいまでの間に
大阪府の門真市にある石原町、大倉町に家を買おうとお考えの方、
家を建てようとお考えの方、事業を始めようとお考えの方、

絶対にやめましょう。

このアカウントは家を購入する人への問題提起であり、
自分のための記録として記すのが主な目的です。

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