二冊の本ができた
タイトルの通り。
十二月のzineフェス岐阜に持っていく本が、二冊、できました。
我が家におしゃれな撮影スポットがない!
ピンクのほうは「きおくのかおり」
A5サイズ。「記憶」をテーマにしたエッセイ。有料記事(現在非公開)から抜粋。五分くらいで読みきれる、お手軽な内容量のため、吉田りぶ入門書のような立ち位置。
写真のほうは「乗り子鉄と揺られ旅」
B6サイズ。noteにも時々書いている、息子との電車旅エッセイを加筆訂正したもの三作+書き下ろし二作。電車旅とはいえ特に観光したり土地のものを食べたりしておらず、ただ電車に乗ってぼんやりぶらぶらするだけの、ゆるい内容。
印刷所は「シメケンプリント」さんにお世話になりました。本当にお世話になりました。申し訳ないぐらいお世話になりました。ありがとうございました……!
パソコン環境がなくてもスマホだけで本が作れる! という通りでしたが、本当にほぼスマホのみで入稿までに至りましたが、パソコン環境は絶対あったほうがいい。数年使わないうちにノートパソコンの電源が入らなくなって、インターネットにつなげられないWordやExcelだけを使うぶんにはまだいけるWindows98を実家から持ってきて……なんていう環境にある。たしかにスマホはパソコンと同じことができる、が、パソコンではない、ので、パソコンは必要。今回、本を作って強く感じた。特に完成した二冊目(乗りのほう)を「本」の形で読んで、さらに強く感じた。絶対パソコンの大きな画面でじっくり確認したほうがいい。
入稿前に実家のパソコンでデータを確認したものの。やっぱり「自宅」じゃないから気持ちが焦る。本を読んでみたらめちゃくちゃおもしろい謎の位置で、文の途中で、無意味な改行がされていた。気づけよ! と青ざめたけど、なんか、改行前の文脈が変に強調されているみたいで、まだ笑えるからいいかもしれない。(いいのかなあ……。いやもう笑って、ぜひとも笑えください絶対)
ここ、Wordの画面で見ると改行がされていなくて。Wordを全コピーしてテンプレートにせっせと流しているうちに、触ってしまったのだろうなあ。これはやっぱりスマホの小さな画面のみで、指先が触れてもわからない環境のみで作業するからだと思う。
来年の目標は「ちゃんとしたパソコンを買う」に決まり。
しかしまあこの文がこんなに強調されて……逆に場面が盛り上がっていて本当に笑える。これはこれで楽しい思い出。思い出を本にしたら予想外の思い出がついてきた。
zineフェス岐阜は年内のイベントですが、来年は他にも、形にとらわれず、イベント参加を考えています。その過程で通販も必須となりそうなため、通販はまたのちのち準備します。(乗りのほうは、そのうちもしありがたいことに在庫がはけましたら、次に刷る分はオモシロ謎改行にも消えてもらいます)
二冊とも、どのエピソードもとても楽しく書けました。zineフェス岐阜はもちろん、なにかしらの機会に、ぜひぜひよろしくお願いします。