個人的SM/DSの考察(というか、まとまらない考えの垂れ流しw)の1
先日参加した「SMと中国刑罰史」講義イベントに気になるグラフが有ったので、それについてを含めて考え垂れ流ししてみようと思います。
※飽く迄も一個人の考えの垂れ流しなので、非難批判は勘弁して下さい。XからのDMで論争しかけるのもやめてくださいね。免責しましたからね?w
まず、SM=肉体的快感嗜好、DS=精神的快感嗜好と定義します。
下記画像のX軸がSM、Y軸がDSとしています。
私個人の考えとして、真性サディスト・マゾヒストは精神異常者だと思っています。何故ならば、真性サディストの加虐対象はマゾヒストに限定されていません。相手に被虐嗜好が有ろうがなかろうが、傷めつけて、相手がもがき苦しむ様を見られればそれによって性的興奮を覚えるのが真正のサディストであり、その逆が真正のマゾヒストであると思っているからです。
※なので、参加したイベントで出てきた「防御言語(SMとは愛である等の言い訳っぽい言葉)」は真正さんには当てはまらないという考えです。
最近ではカジュアルになった感があるSMですが、何がきっかけでカジュアルになったのだろうと考えてみました。
私事で恐縮ですが、SMという言葉を知ったのは昭和50年(1975年?)、SMコレクターというSMに特化した月刊誌を見てSMという言葉、存在を初めて知りました。思春期・青春真っ盛りだったので、当然セックスに対する興味は津々な頃ですし、悪友ともそういう「シモい話」はするのですが、SMという単語やそれに類するような表現、発言は全くなかったので、その頃のSMはアンダーグラウンドだったのだと思います。(1975~1980年の間)
※その前の昭和47,8年には少年誌にSMの要素を含んだ表現が為されていたのを見ていますが、拷問であると当時の私は認識していました。ちなみに10歳くらいです。
アンダーグラウンドなSMを「地下3階(書籍時代)」だとします。
これを地下2階に引き上げたのは、ホームビデオの普及だと考えています。ベータ・VHSが苛烈な業界標準を得るべく、覇権争いを繰り広げ、特許取得なども関係してVHS方式に業界標準の軍配が上がり、結果としてビデオ機の価格が下落し、各家庭に普及していきました。
各家庭にハードが普及すると、ソフトが次に発展していきます。この発展に欠かせないのが「レンタルビデオ店」であり、ここで取り扱うジャンルの中で、利益に大きく寄与したのが「アダルトビデオ」であることに異論はないと思います。
ノーマルセックス中心であったAVは商品の差別化を図るためにアブノーマルものに商品のすそ野を広げていきます。この中に同性愛もの(主にレズ)やSMものが人気を博し、地下3階だったSMが地下2階まで上がった(認知され始めた)と考えております。
長くなったので、地下1階、地上に上がってきたきっかけなどについては、後日書かせて頂きます。
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