茄子の漬物
すっかり秋らしい冷んやりした風が吹くようになってきた。実は喘息持ちには苦手な風で、この季節の変わり目に身体が付いていくのが大変。
ただこの夏も沢山の人達と楽しい時を過ごすことができたし、新たな事も始められて感謝だな。
その一つが漬物だけれど、こんなにハマってしまうと思わなかった。もともと「気が向いたときにみちこさんのペースで」って言われて始めたのが、なんだか楽しくなって、秋の野菜は何を漬けようってあれこれ思案している。
食べてくれた人に「セロリ嫌いなのに、漬物は美味しかったよ」とか、「美味しくて大事に食べてます」って言ってもらったり、「母親の漬物は普通の家庭の味だったけど、叔母の漬物は本当に美味しかった、その叔母の漬物みたいなんだよ」って言われた時に、口あんぐり。
「みちこ菌だね」って冗談で笑うけど、本当に自分で分からない。
この夏挑戦したのは、糠漬け、粕漬け、酢漬け、醤油漬け、塩漬け、辛子漬け。
茄子の辛子漬けがどうしても「あの味」にならなくて、何度も漬けなおしたものの諦めた。
「あの味」は20年近く前、長野市に住んでいた時に近所の奥さんが漬けたもの。あまりの美味しさにびっくりしてレシピを聞いたけれど、当時のわたしにはチンプンカンプン。来夏は「あの味」を思い出して頑張ろう。
今夜長男が久しぶりに帰省する。家族で漬物好きなのは長男とわたしだけ。辛子漬けではないけれど、茄子が美味しく漬かったよ。