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【詩】プラージュ
逃げ水かと思ったら海。
いや川か。
ホラ沢と呼ばれていた、金沢のランドセル。
世界。たぶんカリフォルニアの大地にあまねく大樹の末柄。
まる張ったカルチャースクールを居所になんて、
梨と蟻が、食べ合って、
その四肢を着られて、
足か針か、
2人がけでとぶとびばこ。
マウンテン、オヴ、ニードル。
淹れた発砲スチロールのその水が、ここを下った先の飛び地に住民票をうつした。
ことばは多分銃の中に眠り、頬にかかるその長い髪は
意図として充ち、伸びはやめ。
だからもう、いいかあ、
石は長く
あらゆる地にて
ながれながされ
陸は、
ハイ。
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