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今回の作品に込めた想い。
2024/06/29 20:00 ジェヘナ/ wotaku をcoverさせていただきました。
ジェヘナ=地獄
Riazaにとって地獄とは
「大嫌いな自分自身の存在のまま生き続けること」
弱くて、汚くて、性根の腐りきった自分。
必死に隠しキラキラした自分を装い、明るい自信に満ち溢れた自分を演じて
周りの人や自分自身を騙して生きてみても
自分自身の本質が変わることはない
それは自分が一番わかっていた。
変わらないものを変えようと必死な自分が滑稽で、哀れで
向き合いながら生き続けることがただ苦しい。
“この世界から消えたくて仕方がない”
悲しいくらいにこの考えは自分にとっての正解で
だからこそ頭にこびりついて離れなかった。
“死に方”を考えることが当たり前になった。
それでも「生きていたい」と言いたくて
そう言えるような生き方が欲しくて。
「周りにいる自分を愛してくれる人のために死ねない。」
そう言い聞かせた。
ただそう思える自分でいたかった。
しかし結局本当の所は
死ぬときの痛みに対する恐れや、
本能的に産み出されてしまう死への恐怖心、
“全て自分にある苦しみだけが私をこの世界に繋ぎとめていた”
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「苦しみだけが絆なんだ」
※最後の歌詞
あくまでも利己的にしか生きることの出来ない自分への嫌悪と
それでも生きるしかない今のこの現状。
“私にとってはこの世界が地獄そのものだ。”