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旅✖️学び=旅学

私がパンデミック後初めての海外旅行で訪れた国は
子どもが耐えられる移動時間を考えて
シンガポール・マレーシア・タイ・フィリピンの4カ国を、3〜5日ずつ滞在。

夫婦してペラペラと言えるほどではないけれど、旅行には困らないくらいの英語レベルなのでツアーなどは申し込まず自力でプランニング
気候的に食中毒なんかも心配で、急な病気やトラブルでも通訳さんがいたり英語でなんとかなりそうな地域に絞って訪れることにしました。

どこの国も子どもに現地の方がめちゃくちゃ優しくて、子連れだからこそ迷惑かけないように!と日本だとめちゃくちゃピリピリしがちな私が気づいたらいい具合に肩の力が抜けて純粋に子どもとの時間を心から楽しめたんです。

その中で、衛生面や環境・物価・旅の合間にちょっと食べたくなる日本食のクオリティどこの国も良い面・整わない面がありましたが、そこはいずれ書くことにして

約二週間の東南アジア旅を通して
遊び場で海外の子に話しかけられて返事が通じたり、レストランや屋台で英語が通じた時の喜びを我が子が何度も何度も口にしていたこと
バスやタクシーの移動時間、日本だと正直おうち英語も子どものモチベーションが下がり気味で、この動画日本語で見たい!ということも増えていたのに
滞在先のプールで仲良くしてもらった欧米系の子のオススメしてた動画を見たい!と
正直親が側で見ていてレベル的に難しいんじゃないかな?と思う内容だったにも関わらず
毎日見ているうちに、いつの間にかまとまりのある文章も聞き取れはじめていたことに驚きました。
まだ年齢的に未就学児童という事と
おうち英語で頑張ってきたことを周りが褒めてくれたことで
子どもならではの素直さで、意欲や自信がつき自分ごとになったのは
この旅一番の成果だったと思います。

私の大きな学びになったのは
力をつけさせたい!私が育てなきゃ!と気負い過ぎて、子どもの気持ちを置き去りにしていたことに気づけたことと
子どもはその子の興味があれば驚くほど伸びるし頑張る、と体感したことです。

動画を見ながら
音で聞けても意味のわからない単語に出会う度に何度も聞いてくるので
しんどいなら無理しないで日本語の動画見るか休憩したら?と提案した私に
わからないから知りたい!わからないままでいたくない!しんどくない!と泣いたこと

正直うちの子は一人っ子だからか、両家にとっても初孫なので私達夫婦も親族も過保護なためか、園で遊んでいたオモチャをとられても、まだ出来ないことをお友達に指摘されても、怒ることなくマイペース
負けん気や悔しさを言葉にしたのは生まれて初めてでした。

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