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乗り越えられていない『何か』の正体が、エルサだった件。
その『何か』の正体は、アナ雪のエルサでした。
はい。エルサです。「ありの〜ままの〜♪」歌いましたよね、エルサ。
前回のnoteで、
鬱状態に陥ったことを「受け入れられなかった」時の話と、その思いの背景にある「引き寄せの法則」との関わりについてお話ししました。
自分で自分をコントロールできるはずなのに、なんで不安が止まらないんだろう。
怒りを手放せたと思っていたのに、どうして鬱に陥ってしまったんだろう。
引き寄せの法則を理解したはずなのに、なんでうまく対処できないんだろう。
いろんな疑問が頭をよぎる中で、私は自分の中に「乗り越えられていない『何か』」があると感じていたのですが…
鬱状態に陥った私が乗り越えられていなかった『何か』とは、『ありのままの自分』のことだったんです!(エルサじゃないじゃん)
私もエルサも、「ありのままの自分」を受け入れられなくて、鬱状態。
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ありのままの自分。
じつに聞き慣れた言葉です。うちの子もよく歌ってましたし、エルサも歌ってました。
でも、エルサは、ありの〜ままの〜と高らかに歌い上げた割には、ありのままの自分をぜんぜん受け入れられていなくて、しまいには『地元と妹』を凍り付かせましたよね。
わかるわ〜。
私も、「ありのままの自分を受け入れることが大切」みたいなフレーズを本で腐るほど読みましたけど、今なお『自虐と卑屈ネタ』で夫と子供を笑わせています。
前回のnoteでは、当時の自分の心境を「ありのまま」に表現しました。
「すべては自分次第」と思ってきたはずの自分が鬱状態になったなんて、なんとも情けなかったですし、
「感情の大切な役割」もわかっているはずなのに、
思うように気持ちを立て直すことができなくて、恥ずかしい、と思いました。
「なんとも情けなかった」
「できなくて恥ずかしい」
ありのままの自分を心から受け入れている人は、自分のことをこんなふうに卑下したり、駄目出ししたりしないんですよね…。
はぁ、ありのままの自分を受け入れられないなんて、私は本当に駄目だ・・・。←こんな感じ。
エルサもそうでしょ。
ありのままを歌った直後に、自分のコントロールが効かなくなって力が暴走して妹のアナを傷つけて、氷の城に閉じこもっちゃいました。
わかるわ〜。
私も、前向きな言葉で自分を鼓舞しても本当のところ自分の心には響いてなくて、むしろ自分の駄目さ加減が浮き彫りになって失望して、小さなお家に閉じこもっちゃったもん…いや、もともと引きこもってたか。
こうしてエルサも私も『鬱状態』に陥った、というわけなんです。(説得力ないかもだけど当時はほんと辛かった。→前回note参照)
いざ、エルサと一緒に『自分探しの旅』へ!
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とはいえ、アナ雪はディズニー映画なので「ハッピーエンド」が基本です。
エルサは凍りついた地元と妹を『愛の力』で溶かして一件落着!
・・・と思いきや、
続編のアナ雪2で、なんとエルサは「未知の旅へ〜♪」って歌いながら、女王の仕事ほったらかして『自分探し』の旅に出ちゃいましたよね?
わかるわ〜。
私も鬱状態のとき、「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」って本読んで、家事も仕事もほったらかして地方ローカル線の旅に出たもん。
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自分を呼ぶ『謎の声』に呼ばれるまま外に出かけちゃったもんだから、エルサは行方不明かなんかになったんだっけ?(アナ雪2はうろ覚え)
わかるわ〜。
私も外出する頻度を増やしたものの、結局やりたいことがよくわかんなくって、「世界一やさしい『やりたいこと』の見つけ方」って本買ってやりたいこと探しのワークやったもん。
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で、結局のところ、
本を読んでもワークをやっても、「何をやりたいのか」はハッキリわからなかったし、そう簡単に元気にはなれなかったんだけど、
どうも私は、ずっと内(家)に引きこもってると鬱々するみたいだから、『やっぱ外に出よう』。
と思うようになったのがよかった。
鬱状態をきっかけに、私は「外に出よう」と思えるようになった。
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鬱状態に陥ったことをきっかけに、
私は、外を散歩したり、サイクリングに出かけたり、ジムで運動する習慣ができました。
自分のペースで無理なく身体を動かすことは『心地いい』ことなんだとわかりましたし、弱ったメンタルを回復する助けになりました。
(根性論で無理矢理やらせる『体育が大嫌い』だっただけ、と気づいた。)
同じころ、ママ友に誘われて、小学校のPTA活動にも参加するようになりました。
気のいい仲間たちとワイワイ活動できたことで、
「人と関わるの、めちゃくちゃ久しぶりだけど楽しい」
「自分にできることで誰かに喜んでもらえるって、嬉しいことだな」
新鮮な気持ちが湧きあがって、久しぶりに『元気と活力』が出るようになりました。
親の変化に合わせて、子供の『不登校』も終わりを告げた。
私の意識が『内向きから外向き』になるにつれ、子供にも変化がありました。
コロナ禍で不登校になった娘が、だんだんと学校に行くようになったのです。
今では毎日休むことなく学校に通っています。友だちやクラスのみんなと楽しく過ごし、部活や進路の話などもする『ごく普通』の学生生活になじんでいます。
「もっと外に出たい」10年続けたフリーランスの仕事から『再就職』へ!
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鬱状態からの回復をきっかけに、いろんなことが片付いて、私は『もっと外に出たい』と思うようになりました。
最終的に、その気持ちが向かった先は、
10年続けたフリーランスを辞めて、『再就職』することでした。
うちは3人子供がいて、夫や実家に頼れないけれど、家計的に共働き必須のわが家にとって、
私が『家で働く』ことは、唯一にして最善の方法でした。
選んだ仕事も「自分に向いている仕事」だったから、勉強するのは苦にならなかったし、何よりやってて楽しかった。
それでも、「今の私が本当にやりたいこと」は、『外で働くこと』なんだ、とわかったら、もう止められなかった。
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幸いなことに、条件的にも性分的にも、
『自分にぴったり合う職場』にタイミング良く出会えました。
元の仕事は、副業として続けられたのもよかった。
働くって、楽しいですね。
自分の好きや得意を活かせる場があるって、とても幸せなことですね。
また今度noteで仕事の話をしたいなと思っています。
その後、再就職した時の話をnoteにまとめました。
長い自分探しの旅の末に、私がたどり着いた『答え』とは…?
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ここまで長々と、私のハッピーエンド的な話をしてきましたが、
冒頭の謎に戻ります。
自分で自分をコントロールできるはずなのに、なんで不安が止まらないんだろう。
怒りを手放せたと思っていたのに、どうして鬱に陥ってしまったんだろう。
引き寄せの法則を理解したはずなのに、なんでうまく対処できないんだろう。
エルサのように、長い「自分探しの旅」を続けた末に、私がたどり着いた答え。
それは、
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