優等生でいなければいけない気がしていた。
昔から、どこの組織(学校・会社)に属していても、いわゆる「優等生」的な立ち位置が多かった気がします。
勉強は多分中の上くらいだったので、一般的な優等生のイメージである「勉強がすごくできる子」というよりは、どちらかというと組織を引っ張っていくようなポジションを求められることが多かったです。
学校であれば、生徒会や、部活の部長だったり。
会社であれば、謎に表彰されたり(本人全く表彰されたい気持ちはない、むしろ目立ちたくないw)、全社的なイベントの幹事をやったり、管理職をすることになったり。
これは、全くもって自慢とかではなくて・・・自分の中では黒歴史に近しい、恥ずかしい過去です。
今思えば「自分、こんなに向いてないこと、よくやってたな・・」と思います。
当時は、その与えられたことに対して、期待に応えることが「役割」だと思っていたし、自分はそういう「キャラクター」なのだとも思っていたんだと思います。
そして、期待に応えることで、誰かに認めてもらいたかったのかもしれません。
これを思い出して、今日お伝えしたかったことは
本来の自分とかけ離れたキャラクターを「自分で設定」してしまうと、人生めっちゃしんどいです。
という当たり前のことでした。
でも、私と同じように「何かの仮面を被りながら生きている人たち」というのはたくさんいらっしゃるのだな・・と、セッションでいろんな方のお話を伺っていて思ったんです。
期待に応えようとして頑張ると、大抵クリアできてしまうので「あ、こやつ。もっといけるな?」という感じで、求められることの強度がマシマシになります。
でも、それって周りのせい?というよりは、自分で自分を「そう見られたいから」追い込んでいるだけなんですよね。
嫌と言えない自分。
「出来る人」でいたい自分。
そういう感情が「本来の自分が求めていたこと」を見えなくしていたんだと、ここ数年で気づくことが出来ました。
多分きっと、同じような感情をお持ちの方がいらっしゃると感じましたので、備忘録として残します*