泣き出した女と虚無感。
こんばんは、りおてです。
画像は、《ピエタ》のレプリカです。バチカン美術館で撮影しました。接写しまくりました。本記事とは一切関係ありません。
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普通の日。
普通に家族と夕食を食べて、明日の予定なんかを話して、恋人と電話して、何事もない普通の日。そんな日に、ふ、と死んでしまったら、みんな、どう思うんだろうか。こんな死にたがりの私でも、ドラマみたいに「自殺する人が先の予定なんて」とか言われちゃったりなんかするんだろうか。
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暗い部屋。1人きりには広すぎるベッドで横たわっているとき、世界でひとりぼっちになったような気持ちになる。そんな馬鹿みたいなことを、本気で感じてしまう。ほんと、馬鹿みたい。
誰でもいい、誰でもいいから、私の孤独を癒してくれ、私の苦痛を拭ってくれ。
そう願い続けて。
声は、どこにも届かない。
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私を救うのは言葉だけ。
最近はずっと、色んな人のnoteを読んでいる。
私が寂しい時も辛い時も悲しい時も、いつだって私に寄り添ってくれたのは言葉だけだよ。
大好きだった小説が読めなくなって、今は漫画も読みづらくて。私から文字を奪うだなんて、神様は残酷ですのね。最後に残ったスマホの中の言葉たちを、私は毎日縋るように読み続ける。神様、どうかこれだけは奪わないでくださいませ。
私の愛した文字たちは、記憶の中で踊り続けているけれど、それも少しずつ散り散りになって、最後には霧散してゆく。
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ああ、あの星々はもう滅んでしまっているのだろうか。
それとも今もまだ、滅びに向かって輝き続けているのだろうか。
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言葉だけが私を救う。
愛しい人、愛したもの。どうかこの先も幸せで。
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神様どうか、私をーー。
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