元公務員、後輩の結婚式に参列して大号泣
結婚式に参列してきた。「あぁ、こんなに立派になって」と思うと涙が溢れて、新婦の親なん?ってぐらい泣いた。
後輩との出会い
公務員時代の2つ目の部署で知り合った。私が異動した時点で、後輩はその部署で3年目だった。私は、後輩に仕事を教えてもらった。本当に仕事が早くてデキる子だった。
私も前の部署ではバリバリやってたのに、異動した瞬間そのスキルは全くいかせずポンコツ。みんなが使ってる言葉も意味不明で、異動当初は毎日つらかった。本当に全然分からなさすぎて、後輩の前で「できなくてごめんねー」と泣いた。
それから後輩に教わりながら、着々と力をつけていき、一通りの仕事が出来るようになっていた。いつの間にか、後輩の前で泣くような私を先輩として慕ってくれるようになっていた。
恋愛相談めっちゃしてくれた
後輩は「私、結婚したいのできる気がしません」が口癖だった。まず、彼氏が欲しい。デートに行っても相手に興味がなさすぎて、会話が盛り上がらない。LINEもすぐに終了する。などさまざまな相談をしてくれた。
そんなに急がんでも絶対彼氏できるって!好きになったら自然と興味出てくるんちゃう?などと偉そうにアドバイスする。後輩が異動で違う部署に行ってしまってからも、私に相談を続けてくれた。
後輩が一人暮らしするときの内見にもついていった。仕事はできるけど、どこか常識的に抜けているところがあった。プライベートでたくさん頼ってくれた。彼氏ができたと報告があり、それからの相談も受けていた。
そんな後輩の結婚式に参列
泣くに決まってるやん。めちゃくちゃ泣いた。よく分からないことを平気で言っていた後輩が、立派に花嫁として結婚式のミッションをこなしていて。素直に感動した。
偉い人は誰も呼ばないとは聞いていたが、本当に私が主賓席で驚いた。ひとりひとりへの手紙にも、テーブルが一緒になった人に向けたプロフィールにも唯一の仲良し先輩枠だと書いてくれていた。
手紙には、マイメロのよう(ほめてます)とも書いてくれていた。個人で受けていたコーチングでしか話したことはなかったが、私の憧れのキャラクターがマイメロだった。マイメロみたいな人になりたいと思っていた。
「自由奔放で、優しくて、人に安心感を与えられて、時には強くたくましく生きる先輩がとても大好きです。」褒められすぎ。泣くって。
そんな涙腺ゆるゆるの状態で、花嫁姿の後輩を見たらもうずっと泣いてしまった。行く前は参列者に知り合いが1人しかいなくて、親戚の結婚式しか参列したことがなかったから不安で仕方なかった。
そんな不安が吹き飛ぶぐらい素晴らしくてあたたかい結婚式だった。近くに行くたびに、何度も何度もおめでとうを伝えた。
大好きな後輩に結婚式に参列できて幸せだった。公務員時代の素敵な出会いに感謝。心の底からおめでとう。