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世代交代だの過渡期だの②

ブチ切れたその日から毎日会社の掃除が日課となった 今までしていなかったわけではない。 一日中掃除になったのだ 事務所の椅子を全て事業所の外に出して天日干ししたり 使っていない机や椅子をすべて中古業者に引き取ってもらったり すぐに要らない書類をしまうからといってほとんどの棚を倉庫に押し込んだり 毎日が掃除やら片付けで過ぎていった 掃除の合間に業務を行うという状態 そして、古株の社員は毎日会議室で怒鳴られ罵倒される日々 一か月に一人は退職するような事態になった ある日彼の父

    • 世代交代だの過渡期だの①

      一人の経営者が永遠に経営することはもちろんできない。 では、そこで問題となるのが世代交代だ まともな後継者が育っていれば問題ないが そうではない場合も多々あると思う ずばり私が勤めていた会社だ 私が入社する一か月前に代表者の息子が入社していたのだが 4,5年経過した頃だったと思う。 ついに経営者側になるべく 取締役として私が勤務していた事業所の所長に任命されたのだ そこから悪夢は始まった 赴任当初は、従業員の意見を吸い上げて 会社を改革していきたいと意気込みを活き活き

      • 黒幕

        同族会社のトップは大体ワンマンだ 他の会社に勤めたことが無いので知ったかぶりはよくないが そんなに間違った予想ではないと思う 普通ワンマンな人=社長(代表取締役)であろう 私が入社した頃はそうだった まるで天皇陛下かのような扱いだった 話しかけてもらえて光栄みたいなオジサンまで社内に居た ただ、紆余曲折を経てそうでは無くなってしまった では、どうなったのか 社長の後ろに黒幕がいるようになったのだ 何を言っているのかわからないだろう 大体の人の頭に浮かんだのはいわゆる変

        • りすとら

          私が勤めていた会社は同族だったので 経営者に嫌われたら辞めることになる。 ただ、辞めさせ方が陰湿というかオカシイ 今まで見てきた中の一例を紹介しよう。 まず、遠くへ転勤を命ずる それは、まあ普通に他の会社でもあるが もしそれを受けて転勤しますと返答したら 行っても仕事は無いよと言う。 では、辞めろということですかと質問したら そうは言ってないと言うらしい。 禅問答かな これを50名規模の会社の社長がしているのだから恐ろしい

        世代交代だの過渡期だの②

          わが社のPDCA

          わが社のPDCAの流れ 『出来ない営業マンでも商品が売れちゃうプロジェクト』発足 ブレインストーミングという手法でみんなの意見を出し合おうよ! わいわいガヤガヤ盛り上がりながら皆で楽しく意見を出し合う。 提出された案が何個か実施されるも、あまり効果なく終了 何年かして 『ほっといても商品が売れちゃうプロジェクト』発足 忌憚なき意見を交わしあい続ける 延々と話し続ける 1年経過 プロジェクト終了 同じような趣旨、同じようなメンバーで 新規で『商品を上手く売れちゃうプロジェ

          わが社のPDCA