8月の模様替えとわが家
8月の模様替え
家の中の雰囲気や気分をかえたいときってありますよね。
そういうときに家具やものをあれやこれや動かしていると、家の中の空気が少しずつ回り出して‥
アイテム1つ動かすだけでも家族や家事をする自分の気持ちが上向きに変わるから不思議です。
そして、模様替えは新たに家具やアイテムを買わずともあるもので移動させたり置き場所を交換したりできると尚よし。
今まで当たり前にそこにあったものの表情もかわって見えてきてちょっとお得感。
3人の子どもたちと過ごす夏休み期間はどうしてもものが散らかりがちです。
あんまり、片付け片付けと呪文にしたくはないけれど、すっきり過ごせたらいいなぁと思っていて‥
自分のテリトリー(台所)だけは!と、シンプルを求めて配置をかえました。
最近は食器棚の位置も壁側に移動しています。
棚を移動させてみると、シンク前の空間が広くなりました。
また、気に入っている器が以前より明るい場所で眺められるようにもなり、器を選ぶ気分も新鮮に感じられます。
8月の眺め
先日、初めて梅を干しました。
瓶に漬けたのは去年。
1年待って干した梅。
丸くて大きな平ざるが赤い粒で埋まり、梅をひっくり返すときのドキドキ感を味わいました。
義理の妹ちゃんと実家にお裾分けしてだいぶ少なくなったけれど、それでも瓶の中に詰まっている梅の粒は目で見てもうれしいもの。
インテリアのように楽しい気持ちにさせてくれています。
今年漬けた梅は来年に。
8月の音楽
夏休みというと、三食準備の台所仕事がどうにも重く感じられてしまうんです。
料理が得意ならそうは思わず楽しく乗り切れるのでしょうかね。
夏休み、少しでも気持ちの良い雰囲気の中で家事をしたいと思いました。
そこで、音楽を聴きたい!となんだかビビっと感じたのです。
スタッフとして働いている食事のお店では、お客さんが満足したお顔で帰られるのを毎回見てきました。
お料理がもう、素晴らしくおいしいのはもちろん。
それに加えて、お店の空気感というものも来る人の笑顔には大事な要素だと思うんです。
その空気感をつくるのは、店内の家具、お料理の器、働く者の雰囲気、そして、流れている音楽。
おだやかな調子で、会話や頭の中の思考を遮ることがない、気持ちを落ち着けてくれる存在感の音楽。
働いているお店で置いているCDの中からおすすめしてもらった2枚を夏休みは毎日のようにリピートをかけて流しています。
お気に入りは早朝。
窓からの新しい風を感じながら、家の空気を丸ごと入れ替えるような気持ちでオーディオのスイッチをオンに。
時々、音楽に慣れた娘のハミングが重なってうれしい私。
実は、夫が手術のために計画入院していた8月。
近くの病院ではなかったし、子どもたちは面会を許されない状況でした。
パパがいない夏休みなんて初めて。
でも、できる限りいつも通りの朝を迎えて、毎日を普段通りに過ごせたらなぁ。
どうしたら落ち着いた気持ちで過ごせるだろうと考えていました。
家族のためと思いつつ、本当のところは自分が家や音楽に守られ過ごしていた時間だったかもしれないなぁと今は思っています。おかげで娘3人と夫が退院する日を無事に迎えられました。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?